18 ぬいぐるみ ページ18
テント内で布団を詰め、ラプターとアシミがその中に潜り込む。
向き合うように横になったところで、アシミが小声で言った。
「それで、女子会とは何をするの？」
「いろいろなことをこっそり話し合うんです。
例えばあの人が好きとか、カッコいいとか」
それは恋バナというものと何が違うのだろう、とアシミは思ったが、口にはしないでおく。
何故なら、「アシミさんはそういう人っていますか？」とラプターがウキウキしながら訊いてきたからだ。
「カッコいい人なら、リーダーでしょうね」
「ツルギさんですか！？」
ラプターも周りを気にしているのか、驚きながらも小声に抑えてくれた。
「えぇ、たくさんの人からそう言われていたわ。
私はあまり好きじゃないけれど」
「え、どうしてですか？」
「彼はリーダーだから。
いつだって戦いの時に見る彼の姿はいつだって背中だわ。
……私はこれでも戦士なのよ。
サポートもするけれど、やっぱり、隣に立ちたいわ」
ラプターが望んでいたような話題ではなかったので落胆されるかと思ったアシミだったが、ラプターは食い付いてきた。
「その気持ち、すごく分かります。
私もワシキュータマに選ばれるまではそうでしたから。
サポートも大切な役目だって、分かってはいるんですけどね」
「案外気が合うかもしれないわ。
私達」
それを聞いたアシミがそう言うとラプターもくすりと微笑んで頷いた。
☆☆☆
「おはよう！
プレゼントを持って来たよ」
朝、目を覚ましたアシミがテントから出ると、ツルギ、スパーダ、ラプター、そして怪我がすっかり治った様子のアリクァムがいた。
「怪我が治ったのね、アリクァム。
それでプレゼントっていうのは？」
アシミが訊くと、胸を張りながらアリクァムがぬいぐるみを掲げた。
「僕特製のアシミぬいぐるみと、スティンガーさん特製のリーダーぬいぐるみだよ」
「なんてこった。
こいつは伝説になるな」
ぬいぐるみを受け取ったツルギがいろいろな角度からぬいぐるみを眺め、感想を告げる。
アシミも可愛らしいぬいぐるみを気に入った。
「ありがとう、アリクァム。
お守りにするわ」
「どういたしまして。
ちなみに、僕のぬいぐるみはスコルピオさん特製だよ」
そう言いながら、アリクァムはさらにもう一体のぬいぐるみを取り出す。
アシミは病室で3名のサソリ座系の戦士が裁縫をしている姿を想像し、微笑ましい気持ちになったのだった。
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つっつまー(プロフ) - リナっちさん» こんばんは。 お疲れ様！ 全然大丈夫だよ。 それぞれの事情とかあるし。 掛け持ち大変だね。 困ったら相談に乗るよ。 私もエグゼイド好きだから、終わっても色々書きたい(笑) リナこそ無理しないでね。 (2017年8月22日 23時) (
レス) id: 6cb1a01a88 (このIDを非表示/違反報告)
リナっち(プロフ) - つっつまーさん» こんばんはm(__)mお疲れ様m(__)m更新お疲れ様m(__)m凄いなぁ……。あたし…全然できていない(泣)ごめんね(/´△`＼)あと…4本小説完結しません(泣)夏が終わるのにsummerrain終わらない…王子さま〜も終わらない…(泣)エグゼイド終わってもかき続けます！無理しないでね。 (2017年8月21日 22時) (レス) id: 79a0b77c82 (このIDを非表示/違反報告)
つっつまー(プロフ) - ミュさん» ありがとうございます！ これからも期待に添えるように頑張ります。 (2017年8月13日 14時) (レス) id: 6cb1a01a88 (このIDを非表示/違反報告)
つっつまー(プロフ) - リナっちさん» こんにちは。 ジャンル違うのに来てくれてありがとう！ 原作は大筋が一緒くらいにしか出て来ないから、気楽に読んでくれればいいよ。 リナも無理しないでね。 お互いに頑張ろう！ (2017年8月13日 14時) (レス) id: 6cb1a01a88 (このIDを非表示/違反報告)
ミュ - 更新頑張ってください!!!! (2017年8月13日 8時) (レス) id: 4bb35ed287 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：つっつまー | 作成日時：2017年8月7日 23時
