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side柳
来夢..と言ったな
このマネージャーは
「何か用事か」
問いかけるが、奴は微笑んで黙っている
「...用がないのなら失礼する」
そう言い進もうとした時、来夢は言った
来夢「あんなんじゃお兄ちゃんは壊れませんよ」
「何..」
笑顔とは裏腹に冷たい声に眉を顰める
来夢「カッターキャーじゃ、お兄ちゃんは壊れません。そうじゃ無くて...お兄ちゃん自身を貴方が切るんですよ」
「...」
何も言えなかった
俺が傷付きアイツを裏切るなら、まだ出来た
なのにそうじゃないと？アイツの身体にも傷を
付けろと言うのか。こいつは
「...何故.....だ」
震える唇で何とかその単語だけ発した
すると来夢はニコニコ笑って答える
来夢「理由なんかありません。ただ、あんなくらいじゃ足りないからです。柳さん、お兄ちゃんを切って.....それから、襲わせて下さい」
「なっ..」
その言葉には流石に言葉を失った
来夢「以外と有言実行なんですね。昨日言ったばかりなのに早速今日やるとは......なら話は早いです。今日の夜、お兄ちゃんを部屋から連れ出して下さい。倉庫にでも......私が雇った奴等が居ますから、そこでお兄ちゃんを渡して下さい」
「ふざけるのもいい加減にっ」
いい加減にしろ、そう言おうとするが
来夢は俺の言葉を遮って無表情に言い放つ
来夢「殺されたくないのなら..やりますよね」
「っ...」
俺はそれから先の言葉を何とか飲み込んだ
来夢「お願いしますね、柳さん」
最後に言い残して帰ったアイツを
今すぐにでも...消したかった
なのに俺には勇気が無くて
「...」
アイツの言葉に従うしか
選択肢を選べなかった
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雨宮尋人(プロフ) - 楽しく読ませていただいています。ゆっくりでいいので更新頑張ってください (2019年12月9日 23時) (
レス) id: 41de92e7ca (このIDを非表示/違反報告)
リンゴ飴 - 日吉和菓子2円さん» ありがとうございます！...そうですか？自分では自信ないので...そう言って頂けると嬉しいです！ (2018年5月17日 14時) (レス) id: 4ad624ef5c (このIDを非表示/違反報告)
リンゴ飴 - 瀬名ユズキさん» お返事遅くなりすみません！ありがとうございます！そうなんですね！！...更新頑張ります！ (2018年5月17日 14時) (レス) id: 4ad624ef5c (このIDを非表示/違反報告)
日吉和菓子2円 - 続編おめでとうございます。 幸村君と柳君と主人公の関係が上手く書かれていて、凄いと思います！ (2018年5月6日 10時) (レス) id: 9521c565b3 (このIDを非表示/違反報告)
瀬名ユズキ(プロフ) - 続編おめでとうございます！いつも楽しみにしています！今、読んでる小説の中で一番好きです！これからも更新頑張ってくださいね！！！ (2018年5月6日 8時) (レス) id: af4c7c79c1 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：リンゴ飴 | 作成日時：2018年5月4日 12時
