甘い蜜 【灰谷蘭】

▼ ページ18

貴「ん…？蘭さん…？」
蘭「あ、おはよう」

ぼーっとしているAちゃん
蘭「どう？ちょっとは良くなった？」

貴「…はい…」
Aちゃんが寝てる間にダッシュで買ってきた

スポーツドリンクを渡して
前髪をあげると冷却シートを貼った

貴「んっ…つめた…」
蘭「ふふ、かぁいいなぁ♡」

そっと頬を撫でる
あー…このままキスしたい…

ていうか顔ちっちゃすぎて
冷却シートがでかく見える

蘭「ご飯食べる？俺作れないからレトルトだけど…」
貴「食べます…蘭さんに食べさせてほしい…」

蘭「…いいよ♡あーんしてあげる♡」
体調崩すと甘えん坊になるの可愛い

温めておいたものの封を切り
食器を借りてそこに出した

蘭「Aちゃん猫舌だったね」
そう呟いて沢山ふーふーした

蘭「はい、あーん」
貴「んっ…あちっ」

蘭「ごめん！足りなかった？」
結構冷ましたつもりだったけど…

蘭「ごめんね、熱かったね」
貴「大丈夫です…美味しい…」

そう言って笑ってくれる
蘭「よかった…俺作ってないけど」

Aちゃんが不味いって言ったときには
これ売ってる会社潰すから

そんな調子で全部食べてくれた
蘭「薬飲んで寝たら多分よくなるよ」

明日には回復してるんじゃないかな
貴「ありがとうございました…」

蘭「いーの♡熱下がっても明日は休みね。夜確認しに来るから外出ちゃダメだよ」

明日は裏切り者の始末だけだから
比較的早く終われる

…殺った後に会って大丈夫かな…
血の匂いとか取れるかな…？

明日は極力汚れないようにしよう
三途辺りが喜んで殺すだろうし

俺は後ろで見てるか…

蘭「スマホ持ってないAちゃん1人にするのやだなぁ…連絡取れないし不安になる」

貴「ちゃんと家にいるよ？夜になったら蘭さん来てくれるんでしょ？」

蘭「すぐ来る。待ってて」
まじ可愛い

なんでこんな可愛いが爆発してんだろ
蘭「俺この後も仕事だから帰るね。明日来るから」

貴「うん…早く来てね…待ってます…」
蘭「飛ばしてくる」

可愛いオネダリに返事して
明日すぐ終わるための準備をしに行くのだった




さくさんからのリクエストを
少しアレンジして書いてみました！

ご希望に沿えているといいのですが…
いかかでしたか？

リクエストして下さると喜びます！
是非お願いします！

▽→←▽

→ 目次へ｜作品を作る｜感想を書く
他の作品を探す