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出会いは突然、って
よく言うけど本当にそうだ
先に言ってくれたら
もっとかっこいい俺を用意できたのに
なんて思う暇もなくて
彼女との出会いはあっという間だった
今日も疲れた
久しぶりに外で飲みたいなぁ
って竜胆に連絡するべくスマホを操作していたとき
「おにぃさん今一人ぃ？」
甘ったるい声に顔をあげれば
金髪で派手な格好をしてる女の子がいた
ナンパか、ってすぐ分かる
この子とシても俺にメリットないし
仕事でもなんでもないのに
好みじゃない子に時間割くほど暇じゃない
そうと決まれば断るだけ
ただ問題は断り方だ
こういう子は普通に断っても諦めない
しつこくされるのが目に見える
どうやって断るかを考えていたとき
向こうから歩いてくる女性を見つけた
目の前にいる子とは真逆で
綺麗な黒髪に清楚な服装をした子だ
蘭「あ、俺この子と待ち合わせしてたの」
貴「へっ、なんですか急に…っ」
驚いている彼女の耳元に口を寄せて
本人にしか聞こえないよう言った
蘭「言い寄られて困ってるの。すこーしだけ話合わせてくれる？」
貴「わ、かりました」
彼女は頷くと俺に腕を絡めた
貴「ごめんね、待たせちゃった？」
蘭「…！…んーん、俺も今来たとこ♡」
こんなに協力してくれるなんて思ってもなかった
俺が適当に話進めるんだと思ってたから
この作戦初めて使ったけど
この子も俺に惚れたら面倒臭いな…
まぁ、それは後から考えよう
貴「よかった！ところで…この女性は？」
そう言って静かに微笑む彼女の顔は
俺でも見惚れるくらい綺麗だった
蘭「知らない人。急に声掛けられて」
貴「…私の彼に何か御用ですか？」
「あ、や…何でもないです」
慌てて去っていく女の子
当たり前か
だって自分よりこの子の方が明らかに綺麗だもん
貴「…行きましたね」
蘭「うん♡助かったよ、ありがとね」
貴「お役に立ててよかったです。ではこれで」
そう言って歩いていってしまった
蘭「あっ、ちょ…」
竜胆「兄貴？何してんの」
追いかけようと伸ばした手は
さっき呼びつけた竜胆の声に制止された
蘭「…なんも…飲みに行こ」
ちょっと髪、崩れてたかも…
今になって仕事終わりの自分の格好を気にしながら
黒髪の彼女の姿を思い浮かべるのだった
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華恋(プロフ) - 咲良さん» なるほどなるほど！そうだったんですね！不具合とかじゃなくて何よりです…！素敵な作品だったのでちょっと寂しさありますねぇ、、わざわざありがとうございました！これからもいろんな作品リピさせていただきます！頑張ってください！ (7月11日 0時) (
レス) id: 92a816f288 (このIDを非表示/違反報告)
咲良(プロフ) - 華恋さん» また読んでいただいてありがとうございます…！フラグ作品についてなのですが、私が管理しきれなくなってしまったため削除してしまったんです…読みたいと思ってくださったのに申し訳ありません… (7月1日 12時) (レス) id: 99406de1b2 (このIDを非表示/違反報告)
華恋(プロフ) - 連投すみません…下のコメ欄見て気になったので私も確認してみたんですが、他の作者様の作品一覧にはフラグ作品表示されるんですが、咲良様の作品一覧は何回開いてもフラグ作品が表示されてないんですよね…設定等いろいろいじりましたが原因がさっぱりです😥 (7月1日 9時) (レス) id: 92a816f288 (このIDを非表示/違反報告)
華恋(プロフ) - ひっさしぶりに見に来てしまった…咲良様の作品の醍醐味はリピしても読んでて幸せになれることですね🥰 (7月1日 9時) (レス) id: 92a816f288 (このIDを非表示/違反報告)
咲良(プロフ) - 枝豆さん» フラグ作品が見れない設定になってると思うので確認してみてください！ (2021年10月26日 18時) (レス) id: 387270c9d7 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：山口咲良
| 作成日時：2021年10月11日 0時
