超新星とヌナの恋愛２☆　〜初恋〜

これって・・・。　【ソンジェside】 ページ37

エレベーター前のエントランスで待っていると、Aヌナが、マネージャーの部屋から出てきた。
声を掛けようと思ったら、エレベーターとは反対側に歩いて行った。

どこに行くんだろう。
そっと着いていくと、ひとつ隣の部屋に入っていった。

え？？
ここに、泊まるの？

彼女の姿が消えていった部屋の前に立ち、しばらく考えた。
ココにいるって知ってるのは、おかしいかな・・・。

これってある意味、ストーカー！？
だとしたら、気持ち悪い？

いや・・・。でも、正直に話せばおかしくないよね？
だって、謝らなきゃ眠れないんだ。

グルグルと思いを巡らせたあと、意を決して彼女の部屋のチャイムを鳴らした。

なかなか出てこない。
もう・・・寝ちゃったかな・・・。

もう一度。

すると・・・。

「はい？」
という声とともに開いたドアの向こうには、明らかに風呂上りのすっぴん、パジャマ姿のAヌナが、顔を出した。

「ソンジェ！？ どうしたの？」
Sj「え・・・と・・・。」
びっくりして、ちょっと言葉に詰まってしまうと、
「とにかく、中入って。 誰かに見られたらどうするの？」

え？！ 待って？！ その格好なのに？？

有無を言わせない雰囲気。
お邪魔します・・・。

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