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いない。いない。どこにもいない。
「記念日おめでとう♡
ご飯作って待ってるから仕事頑張ってね」
Aから来たメッセージに返事してから2時間経っても返事は来なかった。料理に集中でもしているのかと呑気に考えながら家に帰った。
部屋は真っ暗でAの靴が玄関に脱いだ様子もなかった。電気を付けても冷蔵庫に新しい食材が詰め込んだ様子もない。
全くAの影を感じなかった。
電話を何件かけても何件のメッセージを送っても一切、既読が付く気配も感じず、俺は急いでみんなに電話をかけた。
弟も薬中もみんなも知らないの一点張りだった。
『おい、Aがどっかに消えた』
『知らねえよ、家出でもしたんじゃねーの』
『バカか。そんな事で電話しねーだろ
よりによって今日は記念日なんだよ
出ていくわけねーだろクソ』
『八つ当たりすんなよ、灰谷蘭』
面倒ごとに巻き込まれたと言わんばかりの深いため息が電話越しから聞こえる。カタカタとパソコンのキーボードを打つ音が聞こえるが、コイツ、九井は俺の女が消えたと言うのに電話しながら呑気に仕事してんのかよ。
『あー、分かった。お前狙われてんぞ』
『どこに』
『半年ぐらい前の任務で____で人気占めてたキャバクラのNo. 1の女とその彼氏殺したろ。その男の手下達が動いてるみてぇだ。』
『ア？俺の顔見たヤツは全員殺した』
『どっかで漏れてんだよそれが。』
アイツらの組織は梵天までには及ばないけどざっくり見て200人。梵天の中でも組織の名は少しずつ広まって行くぐらいには少し暴れてたみたいだ。
『向こうで腕のいい情報屋がいるんだろ。
取り敢えず場所調べてるから灰谷蘭、お前はアジト来い。』
『はいはい分かったよ九井。早く調べ上げてくれ』
何、貴重な俺たちの記念日ぶっ壊してんだよ。
Aが何もされてなかったらいいけどアイツらは梵天と同じで女でもガキでも平気で手を出して殺すようなヤツらだと聞いたことがある。
俺が来るまでは生かしておいてるだろうけどそれこそ歩けない身体にされちまったらどうしよう。
取り敢えずNo.2の薬中と弟と九井をアジトに集めた。
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miu.(プロフ) - 蘭さん» 返信遅くなってすみません。蘭さんの満足いく話をかけず申し訳ございませんでした。コメントありがとうございます。 (2023年5月2日 2時) (
レス) id: ffccca77a9 (このIDを非表示/違反報告)
蘭 - ごめんなさい 低評価押しました 読んで気持ち悪くてなって最後まで読めませんでした 他の小説みたいに匂わせにして欲しかったなとすみません (2023年2月19日 21時) (レス) @page25 id: 23ae4b5207 (このIDを非表示/違反報告)
miu.(プロフ) - 灰谷蘭に愛されたいさん» 灰谷蘭に愛されたいさんコメント有難う御座います🤍そう言って頂けてすごく嬉しいです。ここまで読んでくださり有難う御座いました🤍 (2022年3月11日 11時) (レス) id: ffccca77a9 (このIDを非表示/違反報告)
灰谷蘭に愛されたい - 大好きな小説です。 (2022年3月10日 23時) (レス) @page31 id: 2f9ff98037 (このIDを非表示/違反報告)
miu.(プロフ) - ゆさん» ゆさんコメント有難う御座います🤍来世では幸せになれるようおまじないかけといたんで安心してください！ここまで読んでいただき有難う御座いました🤍 (2022年2月25日 22時) (レス) id: ffccca77a9 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：miu. | 作成日時：2022年1月19日 17時
