すとーんずと同級生 (ページ28)

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………あ、もう朝だ。結局寝れなかった。

昨日の夜から食べてないからお腹すいた……

朝ごはんを食べていつもより時間が余ってるから

基本ストレートだけど髪を巻いてみた。

麻耶からLINEで学校で聞くって返事が来てた。

『いってきまーーーす。』

時間に余裕あるからゆっくり歩いて登校する。

後ろからは人が走ってくる音がする…

「おーい！！Aちゃん！！！！！」

『ジェシーくん！北斗くんも！』

北斗「おはよう。Aちゃん今日早いね」

『そうなの～あんまり寝れなくてさ。』

ジェシー「今日髪巻いてるんだね。」

ってサラッと髪をすくいあげるジェシーくん。

ジェシー「かわいい。」

目を見て甘い声で、そう言われて自分でも

今顔真っ赤だって分かる。

『時間あったからやっただけ。』

恥ずかしくて素っ気ない返事しちゃった。

北斗「待って。Aちゃん反応可愛すぎない？」

ジェシー「北斗、口説かないで。」

北斗「だって照れてて可愛いじゃん。笑」

ジェシー「Aちゃんはいつもかわいいですー！」

そうだけどって北斗くん。

『ちょっと待って...可愛くないし、なに、？？』

こんなイケメンに可愛いとかいわれたらさすがに

パニックになるよ。私。

北斗「Aちゃん...気づいてないんだね...」

え！？なに！！！？

ジェシー「Aちゃんってかなりモテてるよ？」

『そんな訳無いよ...？告白もされた事ほとんど無いし...』

北斗「そーれーはー、樹と京本が根回ししてただけだし、告白も2回くらいあるでしょ？」

『な、なんで知ってるの...？』

北斗「樹たちが言ってたから！」

ジェシー「俺らが席外してる間にAが告白されてるー！！ってね！！」

『な、なにそれ...』

なにそれそんなの知らない。

確かにじゅったんときょもが居る時は男子になんて

話しかけられる事ないし、そもそもふたりのどっちかが絶対私の近くにいる。

男子に話しかけられるのも2人がたまたま居ない時

だし、戻ってきたらみんな逃げるようにいなくなる

そういうことなの...？？？？

北斗「俺もジェシーもみんな可愛いって言ってたよ」

ジェシー「慎太郎もね！！！！」

『し、慎太郎くんも...？？』

北斗「やっぱそこ食いつくんだ～」