お兄ちゃんができました！？

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「お、おかえり〜、遅かったな」


戻ってみると、うらたさんが椅子に座ってスマホをいじっていた。
センラさんは、あの後眠ってしまったみたいでさかたんと共に床に転がって寝ていた。
布団を敷いて、寝る準備をしながらうらたさんが教えてくれた。
両親はというと、先程部屋に戻って寝てしまったらしい。
まあ、遅い時間だしね。
というか私(娘)は起きてるけど、良いのか親よ。


「ありがとな、A」

『あ、ううん！大丈夫でっ…だよ！』


まだ、敬語が抜けきらず変な口調になるのは勘弁して欲しい。
さかたんとセンラさんを布団に誘導していてくれたうらたさんが驚いた顔でこちらをみてきた。


「え？いつの間にまーしぃとA仲良くなってんの？」

「さっきな…な？A」

『え、あ、えっと…うゆっ！志麻っくん！』

「ふふっ」

「可愛ええやろ、さっきからこんなんやねんw」

「まーしぃ、緩みすぎw関西弁でてんぞw」


どうやら、まーしぃは気を抜いたりすると関西弁で話すみたい…知らなかった
いや、今はそんなことどうでも良い！！


『お2人共！笑いすぎですよ！！』

「ごめんごめんw」

「ついw」

「あー、でもこれはあれだな」

「ええやろ、俺も兄やからな」

『？…なんの話ですか？』

「ん〜、朝になればわかると思うよ」

「もうこんな時間か、Aも寝ないと大きくなれんぞ〜」

『〜〜っ！
い、いじわる志麻くんだ… ﾎﾞｿｯ)
おやすみなさい！』

「おやすみ〜w」

「おやすみ、A」

18. Shima said.→←16

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