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現実も受け入れられるようになってきた頃｡
巻き戻しをしているかのようにチューブが増えて来た｡
結局は､とみたんに来てもらうことになったけど､私は話す気力も無くなっていた｡
それは本当に気力で､余命が縮んでいると知ってからずっと｡
それでも､とみたんは来てくれる｡
"迷惑じゃないから､また来てほしい"
毎度同じように私が言うセリフ｡
今､私の余命はどれくらいなの?
「ねね､生まれ変わったら俺､馬になってみたいんだ!!」
無邪気なとみたんについ､笑みがこぼれる｡
「Aは??」
『………ハム､スターか……ピアノ』
「へぇーピアノなんて予想外!」
綺麗な音楽奏でられたいのか〜､面白いセンスしてるねとなんの変わりもないとみたんに言われる｡
とみたんは､本当に余命はあるの??
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作者名：〒 き よ か ｡ | 作成日時：2018年3月4日 17時
