今日の空は何色か？【ヒロアカ】【轟焦凍】 (ページ7)

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醜い嫉妬ページ7

一通り言いたいことを言った私。と

黙り込んだ先輩達。

しばらく続いた沈黙を破ったのは、

「先輩方もうそろそろHR始まりますよ？

今日テストですし、遅れたらまずいのでは無いでしょうか」

というクラスメイトの声だった。

そう言われると「わかってるわよ」と言って私を睨んで帰った。

ヒーロー科1年C組。

正直に言うと先輩方の目の敵にされている。

なぜか？

理由は、

強すぎるから。

A～Cまであるヒーロー科にはそれぞれ15人が所属する。

クラス分けはランダムに構成されるのだが、それが問題だった。

最初の体力テストで学年全体の上位になったもの達がほとんどC組に所属してしまった。

例えば

トップ3、とか。

高梨、天鏡、吸水_______

この3人は実力揃いのC組の中でも群を抜いて成績優秀な3人だった。

5月のクラスマッチでほかのクラスに圧倒的な差をつけ優勝、2年代表にも勝利。

その噂は瞬く間に学校中はおろか学校外にも広まってしまっていた。

そんな噂を耳にして黙っていなかったのがクラスマッチで負けた2年生だ。

C組の話題が持ち上がると何かと文句をつけ、先程のように説教してくるようになった。

まぁ、つまりは、

ただのひがみである。