今日の空は何色か？【ヒロアカ】【轟焦凍】 (ページ18)

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二重人格なのか、本性なのかページ18

「早く言ってください、私を見捨てると

彼らの目的はどちらに転んでも誰かが死ぬことになる。
そうしたらヒーローが人を見捨てた、という事実が残る

それを世の中に知らしめることが目的」

私は大丈夫です、

そう彼女は確かに言った。

死「その通り、バレたみたいだ。

随分と物分かりのいい人質だなあ

殺すのが勿体無い」

そういうと彼女は一瞬笑ったように見えた。

「私も残念、こんなに間抜けな敵が相手だとは」

「おい、冗談がすぎるぞ」

その言葉を聞いた下っ端の敵はもうすでに刺された傷口に再びナイフを突き立てた。

「なっ...」

しかし、

先ほどのように彼女は痛がらなかった。

それどころか、彼女は

相手に自分の持っていたナイフを、敵の腕に突き刺した。

「こんなんでよく私を殺せると思ったよね

弱すぎる」

周りにいた雄英生徒は驚いていた。

それはプロヒーローもまた然り。

先ほどとは全く別人格だったのだ。

制服の腕の部分にある「001」の文字には誰も気づくはずもない。