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Aは立ち上がって部屋に入ろうとする海青の腕に巻き付く。
「衣装オフショルだし、海青くん好きでしょ?オフショル」
「いやまぁ、それは好きだけど・・」
海青は厳しい視線にいたたまれなくなり、なんとかAの腕を離そうとする。
「だめ?」
見上げられると断るのも可哀想に思えてくる海青は上を向いて難を逃れようとする。
「A、落ち着いて。僕は?僕じゃだめ?」
陸が頭を撫でて聞くけど
「陸さんはだめ!力矢さんもだめ!陣さんはもっとダメ!!」
「なんも言うてへんやろ」
陣が笑うが今はそれどころではない。
誰もが思った安パイ、安全パイの陸が断られたのだから。
「絶対に海青くん!樹くんのバーカ!」
そう言ったAは海青を引っ張って行ってしまった。
「樹さんがあんなこと言うから」
慎が大きな溜め息をつく。
「まさか海青選ぶとは…」
この陣さんの一言でリビングに小さな円ができる。
「今までペアダンスでAが海青選んだことあった?」
「「なかった」」
「そのわりにいつもスキンシップ多めですよね」
「「たしかに」」
「「「まさか・・・」」」
全員が海青の部屋のドアを見つめる。
「うわああああああああああ!!」
混乱の産声を高らかにあげたのはボーカル吉野北人。
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梨味(プロフ) - ナイトさん» 感想をありがとうございます。続きも大好きと言っていただけるようのんびりではありますが頑張りますのでまたぜひ読んでみてください。感想ありがとうございました! (2019年9月22日 18時) (レス) id: 190515c801 (このIDを非表示/違反報告)
ナイト(プロフ) - お話大好きです!切ないけどそういう系が好きなので!続きも楽しみです! (2019年9月22日 14時) (レス) id: b4456d44f3 (このIDを非表示/違反報告)
梨味(プロフ) - やなぎさん» 読んでいただけたことに大変嬉しく思います。そして最大級のお褒めをいただきありがとうございます!このお褒めの言葉を支えにのんびりではありますが更新を頑張りたいと思います、ありがとうございます。 (2019年9月22日 13時) (レス) id: 190515c801 (このIDを非表示/違反報告)
やなぎ(プロフ) - ほのぼのしてると思いきや、切ない恋愛要素もギャグっぽい要素もあってスラスラ読めます…。梨味さんは天才ですか!? (2019年9月22日 10時) (レス) id: 9fa79fa5ce (このIDを非表示/違反報告)
梨味(プロフ) - MoMoさん» コメントありがとうございます!返事がこれで出来ているのか不安なところがありますが、ご期待に応えられるよう努力させていだだきます。もう少しお時間頂くことにはなりますがお待ちいただけると幸いです。頑張ります! (2019年9月22日 0時) (レス) id: 190515c801 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名:梨味 | 作成日時:2019年9月19日 12時