30話 ページ31
ラムネ｢んぁ？あ〜悪い｣
ラムネはそういうと、すぐに私を離した
寂しさを漂わせながらも、ラムネの顔がほんのりと赤く染っているのを気の所為にした
ラムネ｢…てかなんだ？
男泣き？？｣
クロ｢先生、あれ｣
恥ずかしさのあまり俯いているが、気にせず2人は会話を進める
スっと顔を上げると、そこに居たのは男の子
でも、ラムネ達は知っている人みたいに話しかける
『ダレキミ』
クロ｢爪が唐辛子になった人だ｣
『あー、なるほど
絶対嘘じゃん』
何があったのか聞くため、そのまま4人でオコノミヤキを食べに行くことになった
ラムネ｢ふーんなるほど
で未だに唐辛子は取れねぇし、あげく親友とケンカしちゃったって訳だ｣
男の子｢…はい｣
オコノミヤキやらテッパンヤキ？やらを焼きながらラムネは理解したようにいった
それよりも眼鏡だけで印象って大分変わるんだな
つい本人の前で｢絶対嘘｣って言ってしまった
私も伊達メあったら貸してもらおうっと
ちなみに、いつの間にかテッパン、ヤキが増えてたのは謎のままである
どちらも美味しそうだからいいけど
ラムネ｢お前ホント不器用なバカだな｣
ラムネは笑いながら言った
男の子は少し落ち込んでいるように見えた
この人お客さん相手に、態度が適当な気が
そのことにハッと気づくとクロから｢今気づいた？｣って言葉が聞こえた気がした
私、テレパシー使えるようになったかもしれない
それより
『ラムネ、オコミヤとテッパンまだ〜？』
ラムネ｢はいはい、ちょっと待ってな｣
そう言うとラムネはお皿にわけながら続けた
ラムネ｢そもそも勝負事に同情持ち込む時点で間違ってんだよ
勝ったんなら相手が泣こうが悔しがろうが
その何倍も、堂々と喜んで勝ったこと誇りに思えよ
それってかった相手への最高の賞賛だろ｣
『クロ、オコミヤとテッパンおいしいよ！』
クロ｢それはよかった
あと、お好み焼きと鉄板焼きね｣
目の前のクロに話しかけるとまたもや、名前の間違いで訂正された
私ってこんなに馬鹿だったけ？
すると、急にラムネがクネクネ動き出した
ラムネ｢なのにお前ときたら
｢負けたの可哀想だから次から手を抜くね☆｣
｢ついでに勝ちも譲ってあげるねっ｣って
失礼にも程があるぜ｣
...女の子(？)の真似してるラムネが可愛いと思ったのは秘密である
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緋翠風香 - まきずしさん» えぇっ！？まさかそう言って頂けるとは...ありがとうございますっ！！ (2021年7月25日 22時) (
レス) id: 19c3c06a9d (このIDを非表示/違反報告)
まきずし - 夢主ちゃんの性格がほんｔｔっとうに面白いです！！！ (2021年6月22日 22時) (レス) id: 74f8982e9f (このIDを非表示/違反報告)
まきずし - 今日初めて見たんですけどもう気に入りました！最高すぎて天にまいあがりそうです！！！！これからも頑張って下さい！期待しています！！ (2021年6月22日 21時) (レス) id: 74f8982e9f (このIDを非表示/違反報告)
緋翠風香 - しおりさん» コメントありがとうございます！凄く嬉しいです！！期待に応えられるように頑張りますね！ (2021年2月3日 20時) (レス) id: 19c3c06a9d (このIDを非表示/違反報告)
しおり - ラムネ最高です！頑張ってください！ (2021年2月3日 18時) (レス) id: 2195595879 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：緋翠風香 | 作成日時：2021年1月27日 3時
