27話 ページ28
男の子｢じゃあ僕なんかじゃ使えないですね｣
まるでそれを望むかのように男の子は言った
焦っているようで焦っていなかったから、そう見えただけかもしれないが...
ラムネ｢まあまあ面接されてると思って持っとけよ
自分が何者であるか
何ができるか
隠すこと無くさらけ出せ
そいつがお前を自分を使うに値する人間だと認めたら、その紐は解けるよ｣
ラムネが説明し終わると、男の子はすぐに帰った
クロ｢…随分放任ですね｣
『前と全然違うね〜』
ラムネ｢まあな
唐辛子生やせるやつは放っておいて大丈夫だよ
あいつは自分で原因に気づいてたしな
自分で気づけるなら自分で治せるだろ
治す気があればの話だけど｣
まあ確かに前の男の人と違って真面目そうな人だったし(？)
ラムネ｢ふーん、なるほど｣
またまた障子を覗きながらラムネはいった
もはや恒例行事である
クロ｢また障子目仕込んだんですか？｣
『盗撮グッズ...』
ラムネ｢ちっちっちー｣
クロがきくと、ラムネは人差し指を左右にふって否定を表した
今回はペット(？)にお使いとして頼んだらしい
クロ｢てか先生鍋沸騰してますけど｣
ラムネ｢どわっ｣
クロ｢何作ってるんですか？｣
ラムネ｢ペペロンチーノ！｣
『ご飯ならお手伝いしたのに…』
お願いされなかったことに少しへこんだ
ラムネ｢俺一人でも作れるもーん｣
突き放された感じがして、正面に座っていたクロの元へ行く
『クロ〜ラムネがハブってくるー』
そういって左腕に抱きつき、泣いている振りをした
もちろんわかりやすい嘘泣きだが
クロ｢A、本が読めない
先生も、A傷つきやすいんですからそんな言い方辞めてください
(両思いだから茶番が面倒)｣
ラムネ｢わ、わかったって
んじゃA、机の上のやつとってくれ｣
『！は〜い！
ってこれ』
そこにあったのは唐辛子だった
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緋翠風香 - まきずしさん» えぇっ！？まさかそう言って頂けるとは...ありがとうございますっ！！ (2021年7月25日 22時) (
レス) id: 19c3c06a9d (このIDを非表示/違反報告)
まきずし - 夢主ちゃんの性格がほんｔｔっとうに面白いです！！！ (2021年6月22日 22時) (レス) id: 74f8982e9f (このIDを非表示/違反報告)
まきずし - 今日初めて見たんですけどもう気に入りました！最高すぎて天にまいあがりそうです！！！！これからも頑張って下さい！期待しています！！ (2021年6月22日 21時) (レス) id: 74f8982e9f (このIDを非表示/違反報告)
緋翠風香 - しおりさん» コメントありがとうございます！凄く嬉しいです！！期待に応えられるように頑張りますね！ (2021年2月3日 20時) (レス) id: 19c3c06a9d (このIDを非表示/違反報告)
しおり - ラムネ最高です！頑張ってください！ (2021年2月3日 18時) (レス) id: 2195595879 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：緋翠風香 | 作成日時：2021年1月27日 3時
