21話 ページ22
それから何日かたった
ラムネ｢おー！うまそー！！
クロ！A！見てみ見てみ！！｣
呼ばれたため、ラムネのほうへいくと、両手に長細いものをもっていた
クロ｢なんですか、それ｣
ラムネ｢炭火焼きちくわ！｣
どうやら今日のおやつらしい
というか、ちくわって
『よく今食べようとしたよね…』
私はと言うとあの男性を思い出して、苦笑いである
ラムネ｢Aも食えよー｣
『御遠慮します』
｢おい｣
少し怒りの混ざった声の主は
冷や汗を流している竹輪の人だった
男性｢どういうことだよ
これ｣
ラムネは戸惑うことなく答えた
ラムネ｢来る頃だと思った｣
怪しく笑う彼の言葉を聞くと、男性はラムネの胸ぐらを掴んだ
『っ』
胸ぐらを掴むまでの喧嘩を見たことがなかったため、少しこわくなった
男性｢なんだよあの風呂敷！
治るどころか悪化してんじゃねぇか！！｣
ラムネは先程と変わらない表情で答える
ラムネ｢治る？
俺そんなこと一言も言ってねぇよな？｣
男性｢！？｣
ラムネ｢あんたが選んだんだ
時間をかけてでも治すことより一時的に隠すことを｣
風呂敷は嘘で覆い隠すもの
って言ってたっけ
ラムネ｢至極姑息的
けど隠したぶん、いい思いはしたんだろ？
そのツケは当然、本人がうけるけどな｣
…なんで下半身を隠すといい思いするんだろう
聞きたい気持ちはやまやまだったが、そんな雰囲気でもないので、聞かなかった
汗で酷くぬれている男性はか細い声でいった
男性｢……ツケって、一体…どのくらい………｣
ラムネ｢あんたが重ねた嘘の数だけ｣
嘘？
あ、7股のことね
次の瞬間、男性は膝立ちになり、ラムネにすがるように腕を掴んだ
男性｢なぁ、ヤベぇんじゃねぇの…俺
これ、どうなんだよ……｣
ラムネ｢竹輪ごと腐ってとれるんじゃねぇの？
つまりあんたの陰○はなくなるってわけだ｣
男性｢そんなの困るっ！！｣
トイレ出来なくなるもんね…
私が男だったらそれは困る…
ラムネ｢良いじゃねえかこれで女遊びしなくて済むだろ
それが取れてもまた風呂敷で隠すか？
今度こそ、陰○だけじゃすまねぇけどな｣
なんで女遊び…？
すると、男性は先程よりも小さな声で言った
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緋翠風香 - まきずしさん» えぇっ！？まさかそう言って頂けるとは...ありがとうございますっ！！ (2021年7月25日 22時) (
レス) id: 19c3c06a9d (このIDを非表示/違反報告)
まきずし - 夢主ちゃんの性格がほんｔｔっとうに面白いです！！！ (2021年6月22日 22時) (レス) id: 74f8982e9f (このIDを非表示/違反報告)
まきずし - 今日初めて見たんですけどもう気に入りました！最高すぎて天にまいあがりそうです！！！！これからも頑張って下さい！期待しています！！ (2021年6月22日 21時) (レス) id: 74f8982e9f (このIDを非表示/違反報告)
緋翠風香 - しおりさん» コメントありがとうございます！凄く嬉しいです！！期待に応えられるように頑張りますね！ (2021年2月3日 20時) (レス) id: 19c3c06a9d (このIDを非表示/違反報告)
しおり - ラムネ最高です！頑張ってください！ (2021年2月3日 18時) (レス) id: 2195595879 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：緋翠風香 | 作成日時：2021年1月27日 3時
