哀の花言葉【文スト】

信じてた《谷崎潤一郎》 ページ7

私のお兄ちゃんはヘタレで何もしてくれません


でもナオミおねーちゃんには、何時も構ってあげています


私には何もしてくれたこともないのに...


家に帰ってもお兄ちゃんは、



「下校時間が違うからなぁ...」



と言ってご飯を作ってくれず何時も自分で作り、独りで食べます


髪を結ぶときもお兄ちゃんではなくナオミおねーちゃんがしてくれます。


でもお兄ちゃんはシロツメクサの花冠といっしょに何時もこう言ってくれます





「A、お兄ちゃんはAがピンチで苦しいとき、絶対に助けるからね」





私はお兄ちゃんのその言葉を信じてた



.....




"信じてた"のに


如何して...


こんなに苦しくて


動けなくて


体から紅い血が沢山出てくるのに


如何して...




『なんで...いないの...？』




シロツメクサの花冠が一つの命と共に散っていった

片思い《中島 敦》→←別れ《江戸川 乱歩》

• 金　運: ★☆☆☆☆
• 恋愛運: ★★★☆☆
• 健康運: ★★★★★
• 全体運: ★★★☆☆

ラッキーアイテム

薔薇

ラッキーカラー

あずきいろ

おみくじ

おみくじ結果は「末凶」でした！

文豪

宮沢 賢治

→ 目次へ｜作品を作る｜感想を書く
他の作品を探す