【そまうさ】乙女ゲーの世界に転生したら攻略する側だった件www【歌.い.手】

そまうさの乙女ゲーいいな ページ5

まふまふside


声と裏腹に体は元気で、僕は二段ベッドのはしごから軽々と降りた。

両側の二段ベッドの間にテーブルがあるのだが、その上になにやら紙を発見し、手に取る。

どうやら手紙のようだ。


ま「三人共、ちょっと降りてきて！手紙みたいなのが置いてある」


三人もベッドから降りてきて、僕の持っている手紙を覗く。

裏には[神様より]と書いてあった。


ま「読むよ……


『心優しき歌い手達へ。

突然の出来事、さぞかし驚いたことだろう。
天国で説明した通り、お主らは乙女ゲーの世界に転生した。

この乙女ゲーは学園ものなんじゃが、お主らにステータスを与えた。

一度確認してみてくれ』」


さ「……ステータス？」


そう呟いた坂田の方を何気なく見ると、左上辺りに長方形で半透明のものが見えた。


あほの坂田
設定:いつも明るいクラスの人気者。幼馴染み。


さ「幼馴染み……！！結構いいポジションじゃん俺！！」


やったー！と、机の周りをぐるぐるする坂田。


確かにこの設定は、坂田にぴったりだ。
合いそうな役をふり分けてくれるのだろうか……？


そ「うらたくんは……」


「……！？」と、なにやらびっくりするそらるさん。


うらたぬき
設定:クラスメイトの不良。みんなに恐れられる一匹狼だが、優しい一面も……


ま「……クラスメイトの……不良！？？」


う「あぁ！？マジかよやんのかぁ！！」


……うらたさんの髪型が不良っぽくなっていたと思ったら、
こういうことか()

言葉使いと喋り方が若干荒くなっている。

えええ、話し方まで変えられちゃうのか……坂田とはえらい違いだ。かわいそうに(他人事)



ま「ところで……そらるさんは……？？」

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