【usss】優しくて頑張り屋さんな君は【snr】 (ページ6)

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そんな優しいキスをだなんで、何回もしていることのはずだ。それなのに今だに心臓はバクバクしたまま。

「お泊りなんて頼まれればいつでも空けれる。俺との時間を優先してくれるんは嬉しいけど、一番は自分の体や」

「……」

優しい。優しすぎる。普通迎えにこさせといて連絡もなしに2時間待たされたら、こんなこと言えない。キレて帰る！！って言われる覚悟はしていたのに。それすらもない上にご飯も作ってくれて、それでもまだ自分を優先しろだなんて

なんかもっと申し訳なくなる

自分のやりたいことと、自分の体が思うようにリンクしなくて、もどかしくて

「……ごめん」

「あぁー俺は謝って欲しいとちゃうの」

「……ありがとう」

「うんうん」

少し俯き気味に話す私の頭を優しく撫でるセンラくん。彼氏としては完璧過ぎてもはや恐怖を感じる。
こんな人の彼女で居られてるのが夢見たいだ。

「んじゃあ、食べ終わったらもうベット行こか。明日またゆっくり過ごそ？」

「……うん！！」

幸せってこういうことなんだなって。
こうやって誰かに支えられているって凄く大きいことなんだなって。

もうセンラくんと出会う前の、あの時には戻れないなって。一人で生きていく方法がわからないよ。

ずっとこんな時間が続けばいいのに

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