8 ページ9
流星side
.
.
今日はヒロイン失格の顔合わせの日
ライバル役は新田真剣佑さん。
豪華キャストの中緊張もするけど
3人が同い年みたいで少し話しやすそうで
ホットしている所もある
集合時間の20分前にスタジオに着き
顔合わせが行われる部屋へ行くと
俺の姿を見るやいなや座っていたイスから立ち上がり
笑顔で挨拶をしてくれた
『初めまして。 AAです。 初共演とても嬉しいです! 宜しくお願いします』
流星「あっ…横浜流星です。 こちらこそ宜しくお願いします」
圭さんから聞いてはいたが
思っていた以上にきちんとしていた
失礼な言い方かもしれないけど
同い年に見えないぐらい凛としていた
『横浜さん、96年生まれなんですよね? 私もなんですっ』
流星「聞きました。 確か、新田さんもそうなんですよね」
『そうです! 私、新田さんとは共演したことあって。
人気俳優のおふた方に挟まれるんだと思うと批判されるんじゃないかと思ったら違う緊張感が…笑』
流星「いや、それは僕が言いたいですよ。笑 Aさん演技とても素晴らしいですよね、ドラマとか見させてもらってます」
『え、本当ですか! 嬉しいです!』
そう満面の笑みで応えてくれた時
ふいにもどきっとしてしまった
圭さんがべた褒めする気持ちが少し分かった気がする
130人がお気に入り
作品は全て携帯でも見れます
同じような小説を簡単に作れます → 作成
この小説のブログパーツ
作者名:らむちゃん | 作成日時:2022年2月4日 5時