【鬼滅の刃】蝶よ花よ妹よ (ページ26)

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24:ド派手ページ26

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ここまで着々と柱を相手にしたAは汗ひとつかかいておらず。

次の対戦相手である宇髄天元は僅かながらも焦りを感じていた。

コイツは爆薬や藤の花の毒はおろか、呼吸までもが通じない。太陽も克服したコイツはまず何が弱点なのか。

元忍であるために、そういった事は細かく気になってしまうのは致し方ないだろう。

｢お前、さっきから見てみりゃあ殆ど分身に戦わせてるじゃねェか。地味な奴だな｣

『ぶち殺すぞ筋肉ダルマ。そんなに言うんならちゃんとした武器でやってやんよ』

Aが懐から取り出したのは鉄扇で

カナエの死に関わるソレにしのぶが反応するがすぐに元に戻った。

まぁ確かにこれ童磨に貰ったからね。護身用だってめっちゃ笑ったよ

『舞なんて出来ないから多少は血鬼術使うけどいいよね？そっちだって爆薬の数えぐすぎでしょ』

｢あァ、ド派手に行こうぜ
音の呼吸壱ノ型轟!!!｣

『高火力に二本の日輪刀...派手だねぇ』

爆風を扇で払い除け、また懐を探り"風車"を取り出す。

｢なんだ？爆風で遊ぶつもりか？｣

『そんなおこちゃまじゃないですぅ～
血鬼術 "虹車"』

｢何でも知ってんなァ...気味の悪いやつだぜ
で、なんだコレは｣

『ふふ～ん。"ド派手に行こうぜ"！』

｢あ？｣

Aが宇髄の常套句を口にした途端、彼女の手にあった風車が七色分に別れ

そのうちの一つが巨大な爆発を起こした。

『ちょいとやりすぎたかな？加減はしたつもりだけど』

｢テメェ...俺達まで巻き込むんじゃねェよ｣

｢よもや！あれはいい爆発だった！｣

｢Aさん、ここまで大きいならせめて一言かけてください｣

Aの血鬼術の一つである"虹車"

七色の風車はそれぞれの特性があり、爆発したのは黄色である。

『それはほんとにごめん、それで...この人どうしよう？』

当たり前だけどゼロ距離で爆発を受けた音柱サンは気を失っちゃいました。悪いと思ってないけどね。死んでないし

しゃーない。後で助けてやりますよ

運良く爆発に巻き込まれなかった時透無一郎君の隣に寝かせておいて次の対戦相手である悲鳴嶼行冥と向き合う。

『間違いなくだけど鬼殺隊最強だよね。なんか、こう...威圧がすごい』

｢ああ...恐ろしい悪霊の悲鳴が聴こえる。南無阿弥陀仏｣

『勝手に殺されちゃあ困るわ～これでも千年以上いきてんだぞ』

無駄に生きてる訳じゃないし

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