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20:さねみん ページ22

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『手合わせ?私と?』

「あァ、そうだ」




はい、なんとあのお顔が怖いおはぎ野郎からデートのお誘いを受けました




「何勝手なこと言ってんだァ...それに俺は不死川実弥だァ」

『知ってるよ〜おはぎと弟が大好きなんだよね!』




あれ、今ブチッ...!って聞こえたの気の所為かな。なんか目の前の方のお顔がさらに怖くなってる気がする...かわいい三白眼のお目目が血走ってるよ




『それで...さねみんの後ろの観客は何事ですか』

「ぶち殺すぞテメェ...胡蝶以外は次の相手だ。逃げんじゃねェぞ」

『うへぇ...誰だよ手合わせしようとか言ったやつ』

「俺だ」

『そうかそうか冨岡義勇よ、お前は最後だけちょんけちょんにしてやるよ』




何?柱って暇なの?私がパワハラ会議見慣れてるだけ?どっち??




「テメェ武器は?」

『あ、私基本素手なの。素手ってゆうか血鬼術ね、別に武器使ってもいいけどあんまし得意じゃないわ』

「そうかィ、じゃあ始めんぞ」

『はいどーぞ』




いやぁ目がまじですよこの人。後ろの方々もめっちゃ見てくるし。あ、しのぶちゃんと目あった




「余所見すんなァ!!風の呼吸 壱ノ型 鹿施風・削ぎ」

『血鬼術 "絡繰"』




こっわ 地面えぐってますやん。まぁそんなんじゃあやられませんけどね!

私の絡繰人形達だって負けてないもん

Aの血鬼術である"絡繰"

人形の場合であったり、また別のものであったりと、様々。今回は十体の絡繰人形が敵と対峙する。




『ふふん、花魁の人形には注意ね、女の子の嫉妬は怖いんだよ』

「あァ?巫山戯た真似を...っ!!?」




ほんの猫程の小さな人形達が牙を剥く。

武士、医師、将軍、詐欺師、花魁、天狗、忍者、浪人、僧侶、役者

十人十色とはこのことか。それぞれが攻撃のパターン、大きさ、速さ、威力が違う。
つまり、十体の技を見分けなければならないということだ。

そして、人形達に夢中になっているうちに




『ーーーはい、終わったよ』

「テメェいつの間に...!!」



さねみんの背後に回り、尖った爪を首につき立てる。勝負ありだ。




『かわいいでしょう?みんな実在した人物を元にしたのよ』

「テメェは戦ってねェじゃねェか」

『あら、そんなこと言ったら永遠に私は倒せないわよ〜?それに私の血鬼術はまだまだあるんだから』









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作者名:まり。 | 作成日時:2020年4月26日 22時

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