【鬼滅の刃】蝶よ花よ妹よ (ページ3)

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1:大正時代ページ3

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時は大正

鬼の始祖である鬼舞辻無惨は青い彼岸花を

その妹、鬼舞辻Aは自由気ままに

"あの日"から千年以上経つも2人の姿は変わることなく時間だけが過ぎていった。

そして今日もあの方の妹は戯れを探す。

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『ねぇ累く～ん。ここからどうやるの？』

｢そこから親指をゆっくり滑り込ませて人差し指を絡めるようにすれば......ほら、出来たよ｣

『すご～い！ね！これなんてゆうの？』

｢それは"網"。さっきも言ったじゃん｣

『どうして急にそんな辛辣になるの悲しい』

暇でしょうがなったとはいえ無理やり押しかけたのが悪かったか

なんて、反省なんかしないけど

はい。たった今あやとりが大得意？な累君から"綱"という技を教えてもらいました。
いや、ほんとに累君教え方上手なんだけど言葉が辛辣すぎて悲しいAちゃんです。

｢Aは何で急にここに来たの？｣

『え、暇だったから』

ちょっとちょっとそこで黙んないでよ悲しいよ。

そんな聞いた自分が馬鹿だったみたいな顔しないでってば

十二鬼月"下弦の伍"の累は久しぶりの訪問者に呆れつつも自身の暇つぶしも含めて彼女と縁側で戯れる。

『まぁ暇だったからってゆうのも理由のひとつなんだけど最近累君に会ってないなーって思ってね』

｢そっかやっと僕の姉になる気になった？｣

『ならないしそれおにー様が聞いてたら怒っちゃうよ』

｢そしたらAが守ってくれるでしょ？｣

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