【鬼滅の刃】蝶よ花よ妹よ

16:竈門兄妹 ページ18

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すんごい信じられないって顔されてるけどほんとだもん。なんなら先代の柱とだって知り合いなんだぞ。先代ってゆうか全部？

産屋敷家の子供達はいい子だよ。嫌な顔一つしないで遊んでくれるし、まったくもう見習って欲しいよ

そんで弱いものいじめは駄目だよ。傷だらけじゃん竈門炭治郎君




『ね、大丈夫？君炭治郎だよね？で、あの子は襧豆子？うわ、きつく縛って痛そう』

｢はい...あの、どうして縄を？それに目に包帯があるのにあんな早い攻撃を避けるなんて......｣

『え、だって君珠世と知り合いでしょ？あとコレはちょっとね、色盲だけど生活に支障はないよ』

｢！...｣




そんな顔しなくても大丈夫だよ、別に珠世のことはなんとも思ってないし。あ、嘘。会ったら殺したいけど

それにね、"協力者"って言ってもただ産屋敷家の人達の話し相手になっておしゃべりしてるだけなんでね、それでいつも話が面白いからコッチの話もしてるだけだからね

箱の中に入った妹の襧豆子ちゃんは私を奇怪なものを見るような目で見てくる。なになに、嫌われてるかと思ったけどそんなことないのね




『あと柱諸君、私が今日ここに来たのは面白そうだからであって決してここを襲いに来たわけじゃないからね、襲うんだったらもうとっくに襲ってるよ』

｢縁起でもねェこと言うんじゃねェよ鬼ィ...｣

『私にはちゃんとAって名前があるんですう！このおはぎ野郎』

｢テメェ...!!やっぱ殺す!!!｣




恋柱サンがちょっと笑ったの私聴き逃してないからね。これでも目以外はいいんで

とにかくこれじゃあ埒が明かないのでとりあえず炭治郎と襧豆子は蝶屋敷へ

柱合会議なんてつまんなそうなのは興味ないんでね、一緒に蝶屋敷へ行きました

あと思ったんだけどずっとぼっちの冨岡義勇サンさ、二年前、｢生殺与奪の権を他人に握らせるな｣って言ってたけどさっき懐かしの鱗滝からの手紙の通りだと襧豆子ちゃんが人襲ったら死んじゃうやん

生殺与奪の権を襧豆子に握られている水柱サン









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