Fantasy (ページ4)

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「うわ〜べっちゃべちゃ」

『はい、タオル』

ども、と受け取り玄関で２人体を拭く

にしても……

「水も滴るいい男すぎるよサンヒョク……」

『……あのねえ、もしかして気づいてない？』

……？

『…………はあ、下着』

SHI……TA…………GI？
し……た…………ぎ？

「……！ああああああああ！！！！！！」

ブラウスが透けてバッチリくっきり見えた

『今日はピンクのフリルね…へえ』

ひいいいい！！！！
恥ずかしい埋まりたい！！！！！

『で、誘ってるの？』

急に目が変わった
ぐいっと距離が縮まる

後ろには壁
前にはサンヒョク

「……っんぅ…………！」

唇が重なる

何度も角度を変えて

「……はぁっ…………ま……って……」

息が苦しくて、彼の胸を叩いた

「……ちょっと、まってよサンヒョ」

ぐるっ

と視界が逆転した

後ろには床
前にはサンヒョク

服は冷たいのに

体が熱い

お互い体が火照っているのがわかる

「サンヒョク、ココアは」

『2人で運動した後でいいでしょ』

耳元で低い声で呟かれる

この後2人で風邪をひいたのは言うまでもない

雨の日-hyuk-