▽水色２１ ページ43
Nakamu side
空が眩しくて目を開けると、何故かお昼だった。
え？何で？俺手術室で…
そこでふと気付いた。
Na｢もしかして…俺って死に戻りした？｣
手の平を見て少し…考えた。
kn｢なかむ何か言った？｣
病室のカーテン側からヒョコッと顔を出すきんとき、多少驚きの声を上げ俺は動揺する。
何故ならさっき見た風景、彼の表情だって似てるんだもん。
何かが可笑しい。
Na｢…きんとき｣
kn｢？どうかしたの？｣
心配そうな表情で顔を覗かれる。
状況が何とも整理し難いのだ、したいけど…したくないような。
Na｢俺、生きてる？｣
kn｢え？何急に、怖いけど…。｣
Na｢ねぇ、俺は生きてるの？｣
傍から見ればきっと俺は可笑しな人だ。
少し不思議そうな顔をされてしまった。
Na｢ねぇ、きんとき｣
kn｢生きてるに決まってるでしょ、何言ってるの｣
熱でも出た？等と軽くからかわれる。
…熱、出てれば良いのにな。
ベットから体を起こしてる状態で少しベットの布団を掴み考えて
kn｢…まさか本当に具合悪いの？｣
Na｢ううん、平気…｣
少しだけ、この置かれた状態に驚いただけ
たださっきのは夢で、少しだけ怖いあったかもしれない…そんな未来を見ただけ。
そう考えた。
kn｢水飲む？体は平気？…痛くない？｣
Na｢ううん、大丈夫。動いてなかったから少し体が麻痺してるだけだから｣
kn｢…そう｣
心配してくれてるきんときに、何だか申し訳無い気持ちになった。
…本当に夢なら良いのに。
そう思いながら受け取った水を口に含む。
Na｢少し、怖い夢を見ただけだから｣
kn｢…そっか｣
Na｢うん…きっと夢、だから｣
正直体が可笑しい。
触れても感覚がないと言うか麻酔を打たれたときみたいな
kn｢もし嫌なら一緒に寝てあげよっか？｣
Na｢は、やだっやめろ｣
あからさまにイヤイヤと言う。
きんときとなんてもう子供じゃないし、何よりちょっかい出してくるし…
kn｢あははっ冗談だってw｣
Na｢もう子供じゃない｣
にこにこと笑いながらそういう彼。
俺が溜息をついてると思い付いた様に悪戯顔をして
kn｢じゃあシャークんが良い？｣
Na｢…死んでも嫌だ｣
kn｢相変わらずの拒絶w｣
きんときの頬抓る。
本当に意地悪、悪い意味で。
kn｢いひゃいって｣
Na｢煩い｣
そろそろ時間でしょと言われ手を離す。
看護師さんが病室に入ってくる。
これも見覚えがある
俺は本当に死に戻り、した…？
ー
やるゲーム…沢山…
モンハンにDJにリゼロスに…etc
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作者名：rhum | 作成日時：2021年4月26日 19時
