[整地組]□宝石を食べないと出られない ページ26
整地組がみたいとリクエストがあったので、
krsmを書かせて頂きます…
息抜きなので機会があれば逆を書きたいと思ってます。
kr→ハンマー
sm→宝石
sm side
目が覚めて思った事は絶望だった。
kr｢と……りあえず、探そうよ？ね、スマイル…｣
sm｢っう、るさぃ！…っひ、ぅ"、触るなｯ｣
アメジストの瞳を持つ俺には…コレクターに軟禁されるか、ハンマーに食べられて死ぬかの二択の選択しか用意されていない。
だから必死にコレクターの目から逃れてはハンマーの手から逃げてを繰り返して生きていたのに。
俺を売ろうとした仲間から逃げて道路を飛び出して運悪く歩道は赤信号で夜中のもあって、トラックが俺を照らして。
そこから記憶がない。
だから俺は絶対に死んだ。
死んだはずなのにこんな所にいる。
kr｢それにしても…不思議なところだね｣
このきりやんという男も訳あってココに居るらしい。
きっと俺みたいに死んだんだろ。
布団に潜って立て込む俺は、
死んだ事によるショックにただただ涙を溢していた…きっとこの部屋から出てっても幸せなんて無いのだ。
sm｢部屋から出てもどうせ俺を売った仲間が追いかけて来る、もしかしたら宝石なんて砕けてる…｣
kr｢…、お前の宝石はその目だけなのか？｣
sm｢知るわけないだろ…鏡なんて見ねぇもん｣
アメジストの目をしてる。
高値で売り飛ばせるぞ。
整った顔だ、傷を付けるなよ。
とか。
そんな事しか聞いてない。
kr｢…宝石を食べろって、お前のことを食えば良いのか？｣
ハンマーのくせして何なんだ、コイツ。
鋭く睨み付けるけれどどうも効いている気はしない…ただ普通に悩んで俺に｢どうだろうか？｣と聞いてきている、そこがまた変な感じなし釈然としない。
何が目的なんなのか…
それを読み取れない。
sm｢俺を食うなら殺してやる｣
殴ってでも殺せばいい。
一生出られなくなってもいい。
こんな世界、生きたくなんて無いから。
威嚇と警戒をする俺を見てきりやんは黙り込んだ。
この人はなぜそんなにも外が気になるのか。
やはりハンマーやコレクターにとっては俺等みたいな宝石なんて、ただの食料に過ぎないのか。
kr｢……、スマイル…｣
蜂蜜色が俺の瞳を見て、
それはまた随分と甘くどろっとした声色で呼んだ。
その垂らされた蜂蜜につい目が行って、体を固めてしまった。
―――捕食者の顔だ。
kr｢……ちょっとごめん｣
sm｢ッは｣
kr｢試したくて……いいかな…？｣
この小説をお気に入り追加 (しおり)
登録すれば後で更新された順に見れます 463人がお気に入り
お気に入り作者に追加
この作品を見ている人にオススメ
違反報告 - ルール違反の作品はココから報告感想を書こう！(携帯番号など、個人情報等の書き込みを行った場合は法律により処罰の対象になります)
奏<そう>(プロフ) - 寂しいけれど仕方ないですね…作者様、いっぱい寝たり、美味しいもの食べたりして、ゆっくり休んでください…!!! (2月9日 21時) (
レス) @page40 id: 6726994652 (このIDを非表示/違反報告)
Ri(プロフ) - ありがとうございます!よろしくお願いします‼︎ (9月21日 6時) (レス) id: 2a0911614d (このIDを非表示/違反報告)
rhum(プロフ) - Riさん» 返信ありがとうございます！なるほど、nkさんも好きは全然可能なので、大丈夫ですよ〜追加で忘れずにお話に書きますね！^^ (9月20日 21時) (レス) id: fbba056b93 (このIDを非表示/違反報告)
Ri(プロフ) - 返信ありがとうございます!宝石バースで全然大丈夫です!リクエストに無理やりと書きましたが、最終的にnkさんも好き‥?みたいな感じって可能でしょうか…?可能だったらお願いしたいです! (9月20日 6時) (レス) @page26 id: 2a0911614d (このIDを非表示/違反報告)
rhum(プロフ) - Riさん» ちなみになんですが、Riさんのリクエストはこの流れだと宝石バースで書く流れになるのですが……なにか書いて欲しいバースとかってありますでしょうか？他にもご要望があれば、是非ご返信下さい！^^ (9月19日 18時) (レス) id: fbba056b93 (このIDを非表示/違反報告)
作品は全て携帯でも見れます
同じような小説を簡単に作れます → 作成
この小説のブログパーツ
作者名：rhum | 作成日時：2022年7月28日 19時
