▽続き# ページ13
sh side
sh｢……意味わかんね｣
きんときから渡された紙を何度も読み直す。
けど、やはり全く意味は分からず。
kn｢本当にそれね。｣
頭を抱え込む俺を見て、横からクスクスとした笑いと共にまるで同感でもするかのような言葉に頭にイラッときた。
いや、きてしまった。
う〜む……今の俺、
普通に寝起きで機嫌が悪い。
ひらり、と紙は机に半ば叩き付けるように置いて、とりあえずきんときを睨み付けてやりたい…が、そんな事をする余裕と時間はあまりなさそうだ。
sh｢『あーなるほどそれ系の部屋ね』とか言って俺に手を出した奴が、その口で語れると思うなよ｣
kn｢ごめんってば〜！俺だって、渋々だったんだよ？シャークんなんてぐっすりと熟睡してたし……そのオマケで起こそうと思ってたのに。｣
sh｢その起こし方が野蛮なんだよ！全く……っぅあ？！｣
もっと言ってやる、と思った瞬間。
肩を掴まれそのまま後ろに押し倒された。
kn｢野蛮だなんて、シャークんだって感じてたじゃんか？…ね？｣
sh｢〜〜〜っ！｣
耳元でぽそり、と囁かれる。
それだけなのにビクっと跳ねた、それを抑え込ませるように肩を押さえつけ、そのままカプリと噛まれた。
熱を含めた声。
顔が一気に赤く染まるのを感じた。
そんな事に意識が向かっている最中、肌に少し熱い指が触れて優しく撫でられる。擽ったさを感じ身を捩ったりして避けようとするけど、上手く両手を纒められ動かせない。
感じたら駄目だと拒絶をする。
kn｢怖くないよ、ほら、良い子だね｣
sh｢っふ、は……ふざ、けるな…っ｣
kn｢大丈夫。怖い思いは出来る限りさせないから…顔見たくなかったらこう…ぎゅーって、抱き着いていいからね｣
あはは、と笑う声に苛立ちを感じたものの、そんなものより今この状況がとてもやばいのである。
背中に回された手が優しく撫でて、安心させるように密着する。それだけにピクんと跳ねた。
kn｢震えてるね｣
怖いわけじゃない、はず。
それなのに勝手に震えて、勝手にしがみついてしまう。
彼の髪が頬にあたってつい擽ったさに、顔を肩に埋めて避けようとする。
sh｢くすぐ、った、ぃ…｣
kn｢ふふ。それなのに、可愛いことしちゃうんだ…｣
コクリ、と飲み込む音が聞こえた。
心臓が早く鼓動して、きんときに聞こえないか心配になる。どうしよう、どうすれば。
sh｢っん、ふ、ふ、ぁ……っは、｣
kn｢反応してるよ｣
sh｢ぅ、るさ…｣
声が勝手に震えてしまう…。
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奏<そう>(プロフ) - 寂しいけれど仕方ないですね…作者様、いっぱい寝たり、美味しいもの食べたりして、ゆっくり休んでください…!!! (2月9日 21時) (
レス) @page40 id: 6726994652 (このIDを非表示/違反報告)
Ri(プロフ) - ありがとうございます!よろしくお願いします‼︎ (9月21日 6時) (レス) id: 2a0911614d (このIDを非表示/違反報告)
rhum(プロフ) - Riさん» 返信ありがとうございます！なるほど、nkさんも好きは全然可能なので、大丈夫ですよ〜追加で忘れずにお話に書きますね！^^ (9月20日 21時) (レス) id: fbba056b93 (このIDを非表示/違反報告)
Ri(プロフ) - 返信ありがとうございます!宝石バースで全然大丈夫です!リクエストに無理やりと書きましたが、最終的にnkさんも好き‥?みたいな感じって可能でしょうか…?可能だったらお願いしたいです! (9月20日 6時) (レス) @page26 id: 2a0911614d (このIDを非表示/違反報告)
rhum(プロフ) - Riさん» ちなみになんですが、Riさんのリクエストはこの流れだと宝石バースで書く流れになるのですが……なにか書いて欲しいバースとかってありますでしょうか？他にもご要望があれば、是非ご返信下さい！^^ (9月19日 18時) (レス) id: fbba056b93 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：rhum | 作成日時：2022年7月28日 19時
