【WT】やるまで出られない2【リクエスト箱】

▽続き ページ45

sh side


sh｢…はあ、っふ…大丈夫、か…？｣

Na｢んっ、はぁ、はあ、っあ、しゃけ、｣

あれからめちゃくちゃに抱いて、抱いて、彼の声が枯れても尚抱き続けた。
途中、ドアが開く音がしても構わずずっと。
泣きながらもうイきたくないって言われても、ずっともう分からないくらいにやった。

sh｢部屋、出ようぜ｣

Na｢しゃけ、しゃけ、ぁ、しゃーくん｣

そう声を掛けるも俺に抱き着いたまま、離れる様子は見えない。…愛情表現の仕方を教えるの間違ってたかな。
無理矢理剥がし服を着させてると、ほっぺやらに口付けを落としてくる。

sh｢分かったって…ほら、出るぞ｣

Na｢立てないから、だっこ｣

sh｢……お前なぁ｣

何ともまあ、甘えん坊と言うべきか。
お姫様抱っこをすれば嬉しそうにニコニコして、俺の名前を連呼しながら頬擦りしてくる。壊れるまでが達成出来たから、開いたのだろうけれど…壊れたなかむ、か。

ジッとなかむの顔を見つめてると、そっと目を細めて俺の事を見つめ返した。

そのうち自然と唇が重なる。

Na｢…沢山、頑張るから…捨てないでよ？｣

sh｢分かってる。…絶対に手放さない｣

そっと首に着けたチョーカー、首輪ごと噛む。
鍵の掛かっていない、少しだけ開けられ外の光が差し込む扉へと手を掛けて開ける。

一体、どっちが壊れたんだか。

ー

ここまでお疲れ様です。

やっとこのお話が終わり、一旦落ち着いたって言った形でしょう。

ちなみに最後解説するとどちらも壊れてます。
まあ、そこは皆様のご想像にお任せします。
ではまた次のお話で。

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