【^ら^】青い奴とその仲間の話2

〃* ページ23

rd side



していたものならば最悪な想像が頭の中を過ぎった時、一瞬で青褪めた。

rd｢っあ、ゃ…なにこれ、ヌメヌメ…気持ち悪い！、てか、このヌメヌメがアレなら……｣

おれ、いまのこの現状ヤバいのでは？

緑色は居るかさえ解らなければ、俺自体生きているのかさえも解らない。
これが怪談のロッカーならば、俺はどうなってしまう？最後まで話をちゃんと聞いてなかったから、分かんない…

rd｢……はぁ、っ…なんか、あつい……｣

考え事をしているうちに、体が熱くなってきた…なんだよ嘘とかじゃないのかよ……。
自分一人じゃどうしようも出来ない事に、焦りを感じつつ、体の中でグルグルと回る熱っぽさに目を逸らす事さえ出来なくなりそうで。

この籠もった熱をどうすればいいのか…
俺にはまともに考える事なんか、出来ない。

rd｢……っはあ、ぁっ…く、ぅ…｣

徐ろに手を下のソレへと伸ばし、優しく扱っていく。
この謎の液体のせいなのか、体が何時もより感じやすい気がする。
片手をロッカーの壁に当てて、片手で自身のを扱う。

くち、くち、と音が響いて恥ずかしくて。
それでも動かす手を止められずにいた。

いっその事乱れた方が……

md｢……らだお君？！｣

後ろから押し込まれる、それと同時に人の温もりに緑君の声がして一気に顔が真っ赤に染まった。

それもそのはず、自分で慰めてたのだから友達にそれを見られるだなんて……

md｢な、なにここ、てか、なんでロッカーの中がこんな変な液体だらけで……っうわあ？！｣

rd｢み、どりぃ…っお、まえ…｣

md｢え、え？！待って、これどういう…っ、…はぁっ……あつ…っ｣

お互いが向かい合う形で、狭いロッカーの中だ。どうなってるかだなんて知ってても言いたくも無い、なんでこんな屈辱を受けなきゃ…

と思っても体は言うことを聞かない。
緑君の肩に頭を置く形で壁ドンみたいな姿勢になる。

md｢ら、らだお君大丈夫？！ねぇ！｣

rd｢らいじょうふら、らい…｣

md｢ちょ、らだお君…？！っ、ぅ…なんでロッカーの中がこんなに、ベトベトして…！！｣

なんで扉が開かないんだ。
なのに何故緑は入れたんだ？

rd｢っは、ぁ、うぅ…｣


狭いロッカーの中、なんとか緑君に支えてもらいながら何とかしようとするけれど目が回ってまともに話せも喋れもできない。

md｢…あ、ふぅ…くらくら、して…っ｣

不意に緑の足が俺のに当たり高い声が咄嗟に出た

rd｢ッぁ、ふあぅ？！｣

md｢ぁ、ごめ、足が当た、て…｣

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