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3人で昂秀宅に帰宅。


昔もよく3人で誰かの家に帰って遊んでたなあ…


懐かしい(笑)


龍がねえねえ、と私の肩をトントンと叩き、耳元でヒソヒソと話し出した。


龍「まだ昂秀のこと好きなの?」


『まだって何?いつから知ってるの?(笑)』


龍「んー、小学生位からじゃない?俺達が出会って少し経ってからずっと(笑)」


『龍、記憶力やば……(笑)』


龍「そうかな?」


昂秀「2人で何コソコソ話してんのー」


龍「『なんでもないよ〜!』」


ふーん、そっか。と昂秀


その両手には日本酒の瓶が2本。


龍「あー!この前言ってたやつー?」


昂秀「そうそう、これがね美味いのよ!A飲める?」


『飲めるよ(あまり強くないけど)』


龍「無理しなくて大丈夫だからね」


『ありがとう^^』


それから3人で日本酒を飲みながら昔話や今の2人の仕事についてや私の最近の事はとか沢山話した。


龍「じゃあ、そろそろ帰ろうかな」


昂秀「そうだね、明日も稽古あるし」


龍「Aどうする?寝かせとく?」


昂秀「んー、そうだね。とりあえず」


龍「変なことするなよ?(笑)」


昂秀「しないわ!(笑)じゃあね、また明日〜」


昂秀「おい、A〜起きろ〜龍帰っちゃったよ」


『ん…う〜ん、昂秀…?』


昂秀「うん、昂秀。気分は?どう?」


『だいぶ…酔っちゃったね』


昂秀「だろうね(笑) とりあえず水飲みな」


『ありがとう。』


昂秀「終電もないし、またタクシー呼ぶ?」


『……ねえ、昂秀』


酔ってて少しふらつく体で昂秀に少し近寄る。


昂秀「どうした?」


『まだ、帰りたくない。』


言葉に詰まる昂秀、そうだよね。困るよね。


昂秀「…はぁ」


『ごめん…』


昂秀「あんま可愛いこと言うなって、バカなの?」


『へ?』


昂秀「この前のキスだってさ、俺耐えたの偉かったと思うわ(笑)」


『あ、あれは…昂秀が悪いんだから…っ///』


昂秀「それは知らない(笑)とりあえず、俺が手出す前に帰りな?」


『……昂秀は、それでいいの?』


昂秀「なにが?」


もっと昂秀の近くに行きたい…私は


首元に腕を回し、馬乗りする。


昂秀「ねえ、それ誘ってる?」



『やっと会えたんだよ…?ずっと、大好きだった…』



少し泣きそうになりながら気持ちを伝えた。



昂秀「…今日はAが悪いからな?俺知らないよ?」



私の精一杯の気持ち受け取って欲しい…


だから


『いいよ』

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紫雨(プロフ) - 塩野紗稀さん» いつもありがとうございます!すみません直しました😣ご指摘ありがとうございます! (2022年9月7日 0時) (レス) id: f2aa766deb (このIDを非表示/違反報告)
塩野紗稀(プロフ) - いつも楽しませていただきありがとうございます!!たっくんの名前の漢字間違ってるのでお時間ありますときに訂正お願いします💦 (2022年9月2日 12時) (レス) @page7 id: 39c253f167 (このIDを非表示/違反報告)

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作者名:紫雨 | 作成日時:2022年7月6日 13時

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