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あれから数週間で元の生活に戻り、いつも通りスーパーで買い物をして帰ろうとしていた時。
ﾌﾟｰｰｰｯ
いきなり曲がってきたバイクとぶつかり私はその場で意識を失った＿＿＿＿＿＿＿。
次に目が覚めたのは病院のベッドの上
看護師「上田さん？分かりますか？」
まだ少し意識がはっきりしない中看護師さんの声に私は小さく頷いた。
看護師「先生、呼んできますね」
看護師さんが先生を呼びに病室を出て行った後、身体に少し重みを感じ、横を見ると
『たか…ひで…？』
昂秀「ん…やべ寝てた…っA、目覚めたの？」
今にも消えそうな声で私の名前を呼ぶ昂秀、
また私が頷くと全身の力が抜けたようにベッドに倒れ込んだ。
昂秀「よかったー…まじで。丸2日意識なかったんだよA」
『丸2日…』
昂秀「そう。もうまじで何時までも帰ってこないから心配でどんだけ電話しても繋がんないしそしたら病院から連絡来てAが事故に遭った事知ってこの2日間仕事抜けてずっとAの傍に居た」
『仕事、大丈夫なの？』
昂秀「大丈夫じゃないよ、色んな人に迷惑掛かってる」
『そうだよね…ごめ「でも、Aが居なくなることも俺にとっても皆にとってもすっげえ迷惑だからまじで」』
昂秀「良かったよ。無事に目覚ましてくれて」
そう言って優しく頭を撫でてくれる。
医師「上田さん、ご気分はどうですか？」
『少しまだ身体が痛みますが、大丈夫です＾＾』
医師「そうですか、良かったです。一先ず2、3日は入院して様子を見ましょう、安静にしていて下さいね？」
『分かりました』
昂秀「先生、ありがとうございました」
深々と先生に頭を下げる昂秀。
その目には薄らと涙が浮かんでいた。
昂秀「…よしっ。んじゃあ俺仕事行ってくるから、今日は多分もう来れないかもだけどごめんな」
『ううん、私の方こそ心配かけてごめんね。お仕事頑張って！』
昂秀「また明日、仕事前に来るから！じゃっ」
『行ってらっしゃ〜い』
誰もいなくなった病室で思うことは、事故に遭った日の事。
あまり覚えては無いけど、後でバイクに乗ってた人は治療後警察に連れて行かれたと聞いた。
最近ついてないなあ…
「A…！！」
呼ばれて振り向くと血相を変えたゆみが立っていた。
「A、大丈夫なの？」
『うん、大丈夫だよ＾＾ ごめんね心配かけて』
安心したゆみはベッドの横で泣き崩れた。
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紫雨(プロフ) - 塩野紗稀さん» いつもありがとうございます！すみません直しました😣ご指摘ありがとうございます！ (2022年9月7日 0時) (
レス) id: f2aa766deb (このIDを非表示/違反報告)
塩野紗稀(プロフ) - いつも楽しませていただきありがとうございます!!たっくんの名前の漢字間違ってるのでお時間ありますときに訂正お願いします💦 (2022年9月2日 12時) (レス) @page7 id: 39c253f167 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：紫雨 | 作成日時：2022年7月6日 13時
