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__翌朝。
今日は定休日だけど、1日でも早く夢を叶えるために練習をしにお店へとやってきた。
裏の物置にあるマネキンを持ってきて早速、セットの練習。
手に取ったマネキンはブリーチ毛だからこのマネキンが昂秀だと思ってセットしてみようかな…。
『うわっ、私何考えてんだろ…恥ずかし///』
とりあえず、昂秀は絶対アップスタイルの方が顔が映えるから…
毛先をアイロンで少しウェーブを作り
ワックスで固めながら形を整える。
『出来た………え、絶対かっこいいじゃん…』
我ながら上出来すぎる。
とりあえず写真撮って、ワックス落として次行こ!
『〜♪』
『ん〜、いい感じかな?て、もうこんな時間!』
気が付くとお昼を回っていた。
ゆみとランチ行く予定だったんだ…
急いで片付けをしお店の鍵を閉めて待ち合わせ場所へ急いだ。
『ごめーん!お待たせ〜!』
「やっときた〜!遅いよーもう笑」
『ごめんごめん、夢中になってたらお昼回ってるの気づかなくて^^;』
「そんな事だろうと思ってたけどさ笑」
ランチはずっと行きたかった都内のおしゃれなカフェレストラン。
無農薬野菜を使っているお店で女性の間で今大人気。
休日のお昼度には行列ができるほどのお店。
『空いててよかったね!私Aランチにしようかな』
「じゃあ、私もそれで!」
注文を待っている間、話は私と昂秀についての話で持ち切りになった。
「本当あんたって恵まれすぎだよね〜(笑)ちょっと妬く(笑)」
『あははごめんなんか^^;』
「いいのいいの、ずーっと片想いしてきた相手だもんね。良かったじゃん!」
『でも、本気なのかなー?ってちょっと思うんだよね(笑)』
ずっと願ってきたことなのに、いざ現実になろうとしているとなると受け止めきれないというか…
「いやー、あんた可愛いんだから。そんな子に好きだーなんて言われたらどんな男でもそりゃ惚れちゃうでしょ(笑)」
『んー、そうかなー』
嬉しい反面少しモヤモヤする気持ち、これが叶ったら本当に付き合ってくれるのかな…?
「大丈夫!なんかあったら何時でもあたしに連絡して!」
『うん、ありがとう^^』
「じゃあ、今日はありがとね!仕事頑張りなよ〜!」
『こちらこそありがとう!うん、ゆみも頑張れ!』
明日からまた頑張ろう。
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紫雨(プロフ) - 塩野紗稀さん» いつもありがとうございます!すみません直しました😣ご指摘ありがとうございます! (2022年9月7日 0時) (レス) id: f2aa766deb (このIDを非表示/違反報告)
塩野紗稀(プロフ) - いつも楽しませていただきありがとうございます!!たっくんの名前の漢字間違ってるのでお時間ありますときに訂正お願いします💦 (2022年9月2日 12時) (レス) @page7 id: 39c253f167 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名:紫雨 | 作成日時:2022年7月6日 13時