検索窓
今日:12 hit、昨日:21 hit、合計:248,088 hit

僕じゃ足りない ページ30












ピーーと鳴るブザーの音に合わせて


ゲームを終える北人たち




外を見ればもう既に暗くて


時計を見ればもう6時半を超えたところだった。









黎弥「 あ、やべっ 時間すぎてるわ、終わるぞ! 」









黎弥くんの掛け声で今日の部活は終わり。


新入部員の龍、慧人、颯太に片付け方を教えた


モップ掛けが超めんどくさいのなんの



その役目からやっと解放された二年生は鬼ごっこして遊んでる


まぁ翔平と勇征だけどね


あ、澤夏くんに怒られてる……笑









黎弥「 Aービブスー 」


「 ん?あぁ そこのカゴに入れておいて 」


黎弥「 はいよー 」









ゲームで使ったビブスを回収するのも私の役目で、


基本三年生は自分から入れにきてくれるからありがたい









黎弥「 あ、そうだ 」


「 ん? 」









黎弥くんの後ろからビブスを片付けにきた北人がちらっと私に目を向ける









黎弥「 来週の土曜日 大樹くん来るらしいよ 」


「 え… 」


黎弥「 気まずい? 」


「 …まあわりと 」









心配の目を向ける黎弥くんを見れなくて、


違うところに視線を向けるとこっちを見てる北人


その表情は何かを言いたげで。









黎弥「 まあ 無理して来なくていいよ 」


「 いや、そんな訳には行かないよ

ちゃんと行きます 」


黎弥「 そ?じゃあよろしくな 」


「 任せて 」









この会話を聞いてたのはもうひとりいて


私がいない場所でこんな会話がされてた。









慧人「 大樹くんって誰ですか? 」


樹「 バスケ部のOBで、Aさんの元カレ 」


慧人「 へぇ〜

あんな美人なAさんの元カレだからかっこいいんだろうなぁ 」


樹「 確かにあの人はかっこいいよ 」









大樹くんと対面するまであと少し…






悲しいけど真実で→←でもそれじゃ



目次へ作品を作る感想を書く
他の作品を探す

おもしろ度を投票
( ← 頑張って!面白い!→ )

点数: 9.9/10 (230 票)

この小説をお気に入り追加 (しおり) 登録すれば後で更新された順に見れます
835人がお気に入り
違反報告 - ルール違反の作品はココから報告

感想を書こう!(携帯番号など、個人情報等の書き込みを行った場合は法律により処罰の対象になります)

ニックネーム: 感想:  ログイン

chess(プロフ) - のんさん» ありがとうございます嬉しいです(^_^) (2020年4月26日 15時) (レス) id: 07a190f439 (このIDを非表示/違反報告)
のん(プロフ) - こんにちは!この作品の続きがすごく気になります!更新頑張ってください! (2020年4月24日 12時) (レス) id: 83b442550d (このIDを非表示/違反報告)
chess(プロフ) - 凪那さん» ありがとうございますううううう!! (2020年4月19日 0時) (レス) id: 07a190f439 (このIDを非表示/違反報告)
亜嵐LOVE - chessさん» はい!応援してます! (2020年4月18日 21時) (レス) id: 1d6fa76e88 (このIDを非表示/違反報告)
凪那(プロフ) - この作品大好きです! (2020年4月18日 12時) (レス) id: 65914b1739 (このIDを非表示/違反報告)

作品は全て携帯でも見れます
同じような小説を簡単に作れます → 作成
この小説のブログパーツ

作者名:chess | 作成日時:2020年3月16日 12時

パスワード: (注) 他の人が作った物への荒らし行為は犯罪です。
発覚した場合、即刻通報します。