episode32 ページ32
(感染症はここらでなくなったていで行きます！すみません！じゃないとお話書きづらかったです(；_；))
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どんよりした天気の中、朝からファンタの雑誌の取材やらなんやであっという間に午前が終わり、夕方からのDBKの会議もあっという間に終わった。
ついにいっちゃんとの約束。
慧人「 なんか今日いつも以上に可愛いですね！ 」
「 慧人くんわたしのこと口説いてる？ 」
慧人「 はい！ 」
颯太「 はい、やないやろ 」
いつもの最年少組に絡まれる。
まこっちゃんと違って、生意気さが少ないのはありがたい。
颯太「 んで今日はデートですか？ 」
「 で、デート…では、ない 」
颯太「 ふは、自信なさすぎちゃいます？ 」
慧人「 もしかして！樹さんとですか？ 」
「 ちょ、慧人くんしーっ 」
ここはまだDBKの会議室。
周りにはチラホラ人が残っているから聞かれたら困るんだけど、この子の声でかすぎ。
すみませーんなんて可愛く謝られたら許すしかない。
颯太「 樹さんとご飯だからそんなオシャレしてるんですね〜 」
慧人「 俺らの時なんてすっぴんの日もありましたよね？！ 」
「 それは本当に申し訳ない…寝坊して…… 」
私は何度かリモートでやらかしていたのだ。
感染症がおさまった今、
二度とリモートはやりたくないと思っている。
樹「 ねぇ遅いんだけど。なにしてんの？ 」
「 ！ 」
真後ろで声をかけられて肩をびくつかせれば、くすくす笑ってるいっちゃんが居た。
その様子を見てニヤニヤしてる年下二人はお疲れ様です〜と言って帰っていった。
途端に取り残された…。
何話していいかわかんないし、
いっちゃんはなんで無言なの！？
「 あの、 」
樹「 もう仕事終わった？ 」
「 うん、終わったよ 」
樹「 よしじゃあ行こっか 」
不意に掴まれた手。
繋がれた手を見て胸が高鳴って苦しくなった。
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ゆりか(プロフ) - ドロドロな展開待ってます！！ (2021年1月26日 15時) (
レス) id: ce3588ab80 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：chess
| 作成日時：2021年1月12日 8時
