世界が変わっても君と (ページ4)

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episode4 ページ4

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「瀬野Aです。
今日からよろしくお願いします！」

湊「うんよろしくねー。
わたしは金城湊。湊さんって呼んでね～」

「湊さんよろしくお願いします」

わたしの教育係、というか

まだどこのグループにするか決まってないらしくて、

ひとまずは湊さんの下につくって感じらしい。

そんな湊さんはFANTASTICSというグループのマネージャーさん

湊「良いヤツらばっかりだから安心してね！
同世代だから多分話も合うだろうし…あ、Aちゃんって何歳？」

「 22歳です」

湊「じゃあ勇征と堀夏と同い年だね。良かった良かった」

「？…誰、ですか」

湊「うっそ！もしかしてAちゃんLDHの知識ゼロ？」

「ごめんなさいそういうの疎くて」

湊「まぁでもファンタ、うーん…
じゃあ岩ちゃんくらい知ってるでしょ？」

…ガンチャン？癌ちゃん、眼ちゃん、岩ちゃん？

聞いたことはある気がするけれども

顔と名前は一致するわけもなく思考停止。

湊「岩ちゃんも知らないの？！」

「ごめんなさいわたしテレビ見なくて…… 」

湊「あははそっか！
それくらいの方がいいかもね～」

__「俺がなんだって？湊」

湊「あ、岩ちゃん」

「ガンチャンさん…？」

振り向けば茶髪のイケメンさま

うわあ爽やかさと色気をあわせもってるや。

まさに芸能人って感じでガンチャンさんを纏うオーラがキラキラしてる

なんて言うんだろ…すごく年上キラーっぽい…。

湊さんとガンチャンさん美男美女ですごくお似合いだし、

目の保養だな……

話し込んでいる2人をぼんやり見つめれば

湊さんが思い出したかのようにくすくす笑った。

湊「まだ岩ちゃんを知らない子が居たとはね～」

岩田「俺もまだまだ頑張んなきゃだな」

「すみません勉強不足で…… 」

湊「いいのいいの！
働いてればいやって言うほど覚えるからね」

岩田「湊俺らのこと嫌なの？笑」

意外にも岩さん(そう呼んで欲しいと言われた)は

フランクで優しくて非の打ち所がないイケメンだった。

今度事務所でお会いしたら話しかけてみようかな。

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