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-Aside
玲於「マジで？
なら、あのとき言っとけばよかった。
そしたらいっちゃんにAのこととられずに済んだのに…。」
A「ふふ、でも俺玲於のこと大好きだよ。
友達としてだけど。」
玲於「俺もだよ、バーカ。」
玲於に抱きつく。
玲於「おわっ！」
A「…あのね、俺今度のツアーの初日、最初に時間もらったんだ。」
玲於「ん？」
A「ファンの人にちゃんと言う。
兄貴たちにも来てもらうつもりで…、玲於にも来て欲しい。
…来てくれる？」
玲於「当たり前だろ、バカ。
行くに決まってんだろ。」
A「…ありがとう。」
その後、2人でお酒を飲んだ。
A「玲於の匂い、好き。
慎の匂いも好きだけど、安心する。」
玲於「…いっちゃんは？」
A「いっちゃんは…、ドキドキする。
胸がぎゅーってなるんだ。」
玲於「…そっか。」
A「…ん。」
…玲於を好きになれてよかった。
そう思えた瞬間だった。
ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー
-慎side
…寝れない。
俺はベッドの上で何度目かも分からない寝返りを打った。
…なんで俺あんなこと言っちゃったんだろう。
Aに言うつもりなんて無かったのに。
と、枕元で携帯が震えた。
玲於まこっちゃん、起きてる?
起きてたらちょっと外来てくんない?
慎分かりました
家の外に出ると、玲於さんがAをおぶっていた。
玲於「こいつ引き取って。重い。」
慎「え、うわ、A？」
すーすーと寝息を立てているAを受け取る。
玲於「ダイエットしろって言っといて。」
慎「分かりました。」
玲於さんが帰っていく。
慎「…よっと。」
俺はAを背負って家のドアを開けた。
Aの部屋に行って、彼女をベッドに寝かせる？
慎「…A。」
A「ん…。」
俺の言葉に身動ぎするA。
A「いっちゃん…、すき…。」
ぎゅっと心臓を掴まれた気がした。
…そっか。
A、樹さんのこと好きなんだ…。
A「まこと…。」
自分の名前を呼ばれて顔を上げる。
慎「A？」
A「ごめん、ごめんね…。」
慎「…ごめん、今だけ。」
呟いてAの唇に自分のそれを押し当てた。
すぐに離して、指でAの涙を拭う。
…本当は分かってた。
Aが樹さんに惹かれてることくらい。
俺はぽろぽろと涙を流すAを抱き締めて目を閉じた。
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直実(プロフ) - 美紀さん» ありがとうございます！これからもよろしくお願いします！ (2019年7月10日 10時) (
レス) id: 30cb587ed2 (このIDを非表示/違反報告)
美紀 - ランぺ大好きですRIKUくんと北人君と樹君と翔吾君と壱馬君とまことくん寄りのオールです最高です移行おめでと (2019年7月8日 16時) (レス) id: a31ea93868 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：直実
| 作者ホームページ：https://mobile.twitter.com/naomi_shogkazu
作成日時：2019年6月15日 14時
