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🌻E p i s o d e .44🌻 ページ2

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結局、陸先輩のメッセージに返事をしないまま年末を迎えた。





愛理「いやぁ1年長かった〜」


珠里「今日で終わりかあ」


『今年もありがとうございました 』





講義が全て終わって、夕方寒さに身を縮めながら3人で大学を出る。





珠里「Aは、今からプレゼント取りに行くんか」


『うん、』


愛理「行ってらっしゃい〜」


珠里「また来年な」


『また来年、良いお年を』






2人は実家で過ごすらしく、大学から出たとこで別れた。
川村さんのプレゼント取りに行って、家帰って蕎麦食べてカウントダウンしよ。























〔ご予約のお客様ですね 〕


『はい』




ブランド店のお姉さんが対応してくれる。




〔お品物こちらでお間違いございませんか?〕


『大丈夫です』


〔プレゼント用ですね〕


『はい』


〔彼氏様ですか?〕


『あー、幼馴染です。』




まぁ、男性用のやしそうなるか、

幼馴染にこんなん渡すんって珍しいんかな。





〔良ければ、メッセージカードお付けしますか?〕


『んー、やめときます笑』


〔かしこまりました。お包み致します、お待ちください。〕






プレゼントが梱包されるまで待っている間、スマホの画面を見る。
例のメッセージ画面、既読をつけたのに返事が出来ない。


怖いんだ。
聞かれたことに答えられないし、ボロが出るのは怖い。





〔お待たせ致しました。〕

『ありがとうございます。』

〔良いお年を〕






ショッパーを受け取って、ブランド店を出た。









「A!」


『あ、……陸先輩』





タイミングわっる!!!

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作者名:16葉 | 作成日時:2023年1月18日 22時

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