今日:15 hit、昨日:1 hit、合計:121,699 hit
小｜中｜大
・ ページ36
Side 風磨
「お味噌汁しみるぅ…。」
いつものように美味しそうに食べるAさん。それだけで、目の前のトンカツ定食がご馳走に見える。俺の蕎麦もつまみながら、ペロリと完食だ。
「美味しかったー。満たされた。ご馳走さま。」
もう大満足でルンルンじゃん。笑
空腹度そーでもなかった俺も、ぺろっと完食。
美味かったの！
「Aさんさ、国立行く？」
「行くよ？2日目行く。雨降らないといいねぇー。」
「そうなんだ。俺も2日目。雨降ってもある意味楽しいけどね。」
「コンサート中はね？でも、終わったらけっこう辛いよ。笑」
「確かに。笑」
Aさんも2日目なんだ。
やった。隣座れたらいいな…
「そろそろ出ようか。」
見渡せば、まだまだ混んでいる。外には列も出来ていて…
また来たいなって思った。
「よし！帰って課題の答え合わせしよっか！」
そういうと、悪戯な笑みを浮かべて歩き出した。
やっぱりなぁ、勉強なしなんてないっすよね〜
たっぷり出された課題の復習をして、たっぷりお土産持たされて、俺は実家へ帰った。たっぷり持たされた土産の中には、二宮くんの予想通り国旗Tシャツも含まれていて…。
いらないでーす、と胸の内で静かに叫びながら満面の笑みで受け取った。
一回手洗いして、色落ちしなかったら乾かしてレッスン着にしよう。
色落ちしたら、問答無用で捨てるに捨てられないBOXへ強制収納だ。
来週は国立見学。
Aさんもいる。楽しみ〜
この小説をお気に入り追加 (しおり)
登録すれば後で更新された順に見れます 195人がお気に入り
お気に入り作者に追加
違反報告 - ルール違反の作品はココから報告
作品は全て携帯でも見れます
同じような小説を簡単に作れます → 作成
この小説のブログパーツ
作者名：林檎 | 作成日時：2018年8月4日 17時
