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はぁぁ、暖かいなぁぁ。
幸せだなぁ。
ん？
ん？？
なんか凄く視線を感じます。
っていうか、俺何か抱きしめてる？
抱き枕ではないな。この抱き心地。
柔らかくて、いい匂いがして、暖かい。
やばいな。これはやばいぞ。
まだすごく眠いんだけど、これは目を開けた方が良さそうです。
恐る恐る目を開けてみると、俺の腕の中にAさん。俺のことジーーっっと見てる。
ガン見。
「おはよ。」
上目遣い。可愛い。じゃなくって、
やっぱりAさんだった。どうしよ。
・ ページ14
Side 風磨
Aさんをお姫様抱っこして、部屋へ運ぶ。
お姫様抱っこなんて初めて……ってわけではない。
妹をしょっちゅう運んでるわ。
Aさんをベットへ下ろして布団をかける。
クーラーガンガンのお部屋はすっかり冷え冷えだ。
冷え冷えな空気に頭が冷やされて回転し出すと、
しゃがんでAさんを見ながら思う。
もう受験終わったってことはさぁ、
ここに通うことも終わったってこと？
もう気軽にAさんに会えなくなるの？
鍵も返さなきゃダメ？
どうしよ。何も考えてなかったから、ダメージデカイ。
どうしよう。
何かいい案を。ここにずっと居られるように。
色々考えを巡らしていたら、本格的に寒くなってきて
手だけ布団の中に入れてみた。
暖かい。
布団に顔を埋めたら、なんか眠くなってきて
そのまま・・・・
はぁぁ、暖かいなぁぁ。
幸せだなぁ。
ん？
ん？？
なんか凄く視線を感じます。
っていうか、俺何か抱きしめてる？
抱き枕ではないな。この抱き心地。
柔らかくて、いい匂いがして、暖かい。
やばいな。これはやばいぞ。
まだすごく眠いんだけど、これは目を開けた方が良さそうです。
恐る恐る目を開けてみると、俺の腕の中にAさん。俺のことジーーっっと見てる。
ガン見。
「おはよ。」
上目遣い。可愛い。じゃなくって、
やっぱりAさんだった。どうしよ。
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作者名：林檎 | 作成日時：2018年8月4日 17時
