５２話 ページ5
レムの答えに三人は満足した。
「そうと決まりゃぁ急ぐぞ。」
「待ってよ。」
先走ったメィジを追いかけシキも消えた。
「やっと素直になったねレム。可愛くてか弱くて、でも嫌いじゃないよ。そんな幼馴染殿のこと。」
レムの頭に一回手を置くとウリエも消えた。
レムも行こうと立ち上がった。
「連れてってくれ！」
「掴まれ。」
リンドと共にレムも消えた。
「立華リツカ…。確かにこのわたくしもたまらなく魅了されました。
それに水津國…あのころはミカーラでしたが彼女の作った林檎は実に美味でした。
ですが禁断のグリモワールとあの二人、それを同時に手にすることはできません。
わたくしは我が主マキシス様の為に必ずやグリモワールを手に入れて見せます。あしからずも。」
幕の奥のエレベーターに乗り、ローエンも部屋からいなくなった。
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「ちょっと待った！」
途中でウリエが二人を止めた。
急に止まったためシキはメィジにぶつかった。
「イッターい。」
「なんだよウリエ。」
「城がどこだか知ってるの？」
「そりゃあ……。」
「そっかぁ、そこら辺の情報ってレムにまかせっきりだったね…。」
三人は頭上を飛ぶレムらしき影を見つけた。
「レム‼」
「追うぞ！」
三人は再び移動した。
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隠(プロフ) - BAT ENDではなくBAD ENDだと思うのですが…… (2017年11月3日 20時) (携帯から) (
レス) id: c4241e28be (このIDを非表示/違反報告)
あい - 凄く面白いです！更新楽しみにしてます。 (2016年2月7日 11時) (レス) id: c503bd2bf1 (このIDを非表示/違反報告)
雲雀聖瑠(プロフ) - 雫石さん» ありがとうございます。これからも応援よろしくお願いします (2016年1月27日 20時) (レス) id: 1f2f759d77 (このIDを非表示/違反報告)
雫石(プロフ) - 続編おめでとうございます！いつも楽しませて貰っています！(*´ω｀*) (2016年1月27日 17時) (レス) id: 7d08b6c3ed (このIDを非表示/違反報告)
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