マリーを連れて森の中 sideクロハ ページ12
クロハ視点
クロハ「なあマリー……お前辛そうだけど大丈夫か？」
マリー「ううぅ…もうダメ……クロハ助けてぇぇ……」
クロハ「背負ってやるから乗れよ……俺は別に構わねえから」
マリー「うん…ありがとうクロハ……」
今日は初めてマリーを連れてAの家に行く日……俺は朝早くからマリーと共にアジトを出発してAの家を目指して森の中を二人で歩いていた……
だがマリーは思っていたよりも体力がなく森の中の整備されていない道を歩くにはしんどかったらしく仕方なく俺が現在マリーを背負ってAの家目指して一人で歩いてるのだった
するとそんな俺に負い目を感じてるのか背中で背負われながらマリーが謝り出す
マリー「ごめんねクロハ…」
俺は背中で謝るマリーの声に反応して返事を返す
クロハ「あんま気にすんなって……こんな森の中を歩くと疲れるのは分かってたしマリーが気にすることじゃねえよ」
マリー「うん…ありがとう……」
その言葉を聞いた後はしばらく無言の状態で森を歩き続けた……だがしばらくして再びマリーは口を開き俺に話しかけて来る
マリー「ねえクロハ？」
俺は歩き続けながら少しぶっきらぼうな返事をする
クロハ「なんだ？」
するとマリーは突然俺にAの事に関する質問をしてくる
マリー「今日はAって子の所に行くんだよね？」
クロハ「ん？そうだぞ？それがどうかしたか？」
俺がその質問に答えるとマリーは少し黙るがすぐに会話を再開させる
マリー「Aって子はどんな人なの？クロハを助けてくれたんだよね？」
クロハ「ああ…見ず知らずの俺を何の警戒心もなく助けてくれたいい奴で優しい奴だぞ？多分マリーもあいつとならすぐ仲良くなれると思うぞ？」
するとマリーは背中で嬉しそうな声をあげて喋る
マリー「早く会ってみたいなー」
クロハ「まあもう少しで着くから我慢しろって………おっ？」
そんな会話を続けているうちにどうやら目的地に着いたらしく俺は足を止めてマリーを降ろしAの家のある方角に指を指す
クロハ「ほら着いたぞ！あそこの鉄柵の奥の家見えるだろ？あそこの家に住んでるんだ！」
マリー「うわぁー大きいーー」
マリーは初めて見る屋敷の大きさにしばらく呆然としていた……その様子を俺は少しだけ待ち頃合いを見て話しかける
クロハ「よし！じゃあそろそろ行くぞ！付いて来いマリー！！」
マリー「う…うん！」
そして俺たち二人はいつもの鉄柵に向かって歩き始めたのだった
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海音(プロフ) - 楽しみにしてます(￣▽￣)ゞ (2015年8月20日 0時) (
レス) id: aca6a2b62e (このIDを非表示/違反報告)
佐々木蓮太 - 続き、頑張ってくださいd(^_^o)楽しみにしていますd(^_^o) (2015年7月22日 5時) (レス) id: 3b1ed205c0 (このIDを非表示/違反報告)
愚作の魔術師アウアウ(プロフ) - 木戸凛々さん» ご心配ありがとうございます( ´ ▽ ` )ﾉもう痛みの方は全然ないので大丈夫です！これからまた更新頑張っていきます！！ (2015年3月1日 10時) (レス) id: b890d3a946 (このIDを非表示/違反報告)
木戸凛々(プロフ) - 大丈夫ですか？！無理しないでくださいね…？更新楽しみにしてまっす♪ (2015年2月28日 15時) (レス) id: efc1932227 (このIDを非表示/違反報告)
木戸凛々(プロフ) - イケニートさん» マリーちゃん好きですよ!!まぁ、キド好きなのでユザネにキドが入っているんですけど笑イケニートさんは誰が好きですか？ 私は今この小説からクロハにもハマってますね!! (2015年2月13日 7時) (レス) id: efc1932227 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：駄作の魔術師アウアウ | 作成日時：2015年1月13日 19時
