ガマズミ ページ10
『ガマズミの花言葉は無視したら私は死にます』
(人1)「カミュ!!!!!」
気を取られていたせいで俺の背後に迫った魔物に気付かなかった
魔物の大きな腕が振り下ろされ、 俺を庇った
(人1)が吹き飛ばされた
カミュ「(人1)!!!おい!!!目を開けろ!!!」
_____________
(人1)「ん…ここは…」
体を起こそうと力を入れるが身体中に痛みが走り起き上がれない
ベロニカ「(人1)!目が覚めたのね」
セーニャ「よかった…!」
(人1)「ベロニカ…セーニャ…ごめんね…迷惑かけて…」
セーニャ「いいえ、でも無理はしないで下さい!」
ベロニカ「そうよ!みんな心配してたんだからね!」
(人1)「みんな…カミュは…?」
ベロニカ「ん、」
ベロニカの指の方向をみると、
カミュがベッドの隣の壁に背を預けて眠っていた
ベロニカ「あんたがめを覚ますまでずっとひどい顔してたのよ」
セーニャ「カミュさん、(人1)さんが目を覚ましましたよ」
カミュ「…!!(人1)!」
(人1)「カミュ…よかった…無事で…」
カミュ「…」
(人1)「カミュ…?」
カミュ「ベロニカ、セーニャ、悪いけどふたりきりにしてくれないか」
セーニャ「お姉様、行きましょう」
ベロニカ「…」
パタン
(人1)「…?」
カミュ「なんで庇ったんだ」
(人1)「だって、あんなの当たったらひとたまりもないよ」
カミュ「実際お前が酷い怪我してるだろうが!!!!!」
(人1)「ビクッ」
今までに聞いたことのないカミュの大声
カミュ「俺なんか庇うなよ…俺がお前を守るから」
(人1)「俺なんかって…私にとってもカミュは大切なんだよ…?私もカミュを守るから」
カミュ「はあ…好きな女くらい男に守らせろよ…かっこつかねーだろ…」
(人1)「…ごめんね、カミュ…」
カミュ「勝手に死んだら許さねえからな、死ぬ時は一緒だ」
(人1)「…うん」
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ヤンデレ…?
うん、甘→病み
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作者名:アネモネ | 作成日時:2017年8月8日 17時