日常ーごめん ページ24
西畑side
昨日Aに申し訳ない事をした
罪悪感に襲われながら
今日もいつも通り学校に行く。
長尾「おはよ〜大吾くん〜🙋」
西畑「…」
長尾「大吾くん？」
西畑「…あっ、おはようさん」
ぼーっとしてて謙杜に気付かんかった。
長尾「大吾くん大丈夫？調子悪いん？」
西畑「あぁ〜ううん、大丈夫」
長尾「な〜んか怪しい」
大丈夫言うてんのに。
謙杜には敵わんわ。
西畑「実はな…」
参ってしもて謙杜に全部話した。
長尾「そんな事があったんかぁ〜」
西畑「昨日はその後Aを口聞いてないから…」
長尾「今日はどうすればええんやと？」
西畑「そうです…」
謙杜なら何かアドバイスくれるはず。
長尾「とりあえず謝ろ？」
正論、
ごもっともです、、
西畑「はいぃ…」
すると
A「おっはよ〜！！」
高橋「うっすー」
道枝「おはよ〜笑」
来た、最大の強敵が。
長尾「おはよ〜！ほらっ、」
そう急かされ
西畑「お、おはよ」
高橋「どうしたんすかぁ〜ほら声張って！！」
あぁ、Aがまじまじとこっちを見る。
無理だぁ…
A「ほらっ、声出して？！元気元気！！」
あれっ、昨日の事忘れたのか…？
あんなに泣かしたのに…
西畑「A…」
A「あっ、今謝ろうとしてるでしょ？！」
西畑「何で…？」
A「謝るのダメ！私どうって事無いから！」
何でここまで気が回るのだろう。
階段から突き落とされただけでボロボロなのに。
昨日の出来事が走馬灯の様に頭の中でグルグル回る。
するとなぜか涙がポロポロ出てくる。
西畑「何で…俺っ…泣」
何で俺が泣いてんだよ。
Aが一番泣きたいはずなのに。
A「いいんよ？大ちゃん」
西畑「ち…がうっ…」
A「ちがうくない。私の事を心配してくれるだけ幸せだよっ？」
そんな事…。
A「大丈夫だから！私強いし、ほらっ！」
そう言ってAは腕を見せてきた。
西畑「ふふっ、そうだった笑」
俺、本当に皆と友達になれて良かった。
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作者名：ごいごいすー | 作成日時：2021年11月1日 15時
