【忍たま】のんびり屋の忍たま日常･6！

230話~こちら側の勢力の為~（リクエストありがとうございます！！） ページ9

貴女side




貴女「えっ僕もですか……？」



利吉「あぁ、確かAってこの前に無期限提出のプロ忍との任務記録が宿題に出されてただろう？


私はここにAの手伝いとして天女滞在中は住まわせてもらっている


だが未だに(Aは何でも出来すぎて)手伝いという手伝いが出来ていないので、こう言う時はなるべく手伝いんだ」






朝、何時も通り食堂に行き豆腐定食を頼み席につき食べようとしたところ



利吉君に声をかけられた



内容はとある村を納めているお城からの依頼でそれを今回僕も一緒にどうかと言う話だ




………確かに、利吉君は天女滞在中は僕の手伝いとして学園長にここに居座れと命を受けた





流石にプロ忍としてせっかく報酬つきの命を受けたのだから何もせず終わらせると言うことがプライドに反するのだろう




僕でも、嫌だ




貴女「利吉君がそう言うなら、僕も喜んで参加します」



利吉「！それは良かった！詳細は私の部屋で話す、着いてきてくれ」




あっ………まぁもう食べ終わったし良いか


僕は急いでお盆をおばちゃんに返して先に歩いていった利吉君の後を追う



………！そうだ、今回あの子を連れていこう





───────────
in利吉の部屋




利吉君は部屋につくなり何かの紙を懐から取り出し僕に渡した




利吉「それが、今回の依頼主からの文だ



依頼内容は至ってシンプルだがかなり危険な事だ




タソガレドキ城に捕まり囚われてしまった依頼主の娘、真理(まり)姫を無事救出することだ」





おやおや……まさかのタソガレドキ城か、確かにこれは難しいね



あの城の者は血気盛んな奴等が多いし、なにしろ城主が戦好きと来た


それにタソガレドキ忍軍の者はとても優秀な忍ばかり





忍たま乱太郎界ではチート柱の一人と言われているあの包帯人間さんがいる所でもあるし




あっ……僕も半分包帯人間だ





貴女「っと言うか真理姫って………



タソガレドキ城と同じくらい強くて敵に回すと厄介と云われている


コウジタケ城 城主 江児武(こうじたけ)陸嵩(むつがさ)の娘である



あの真理姫ですか？」



利吉「よく知ってるなそうだ、そこの真理姫だ」





これは……忍術学園側の勢力を高めるチャンスなのでは？


今は忍術学園側の城はちゃんといるが人数が足りなかったり大きな戦になったらこっちが不利




ならば、このチャンスを気にコウジタケ城をこちら側につかせれば良い！！


続く

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