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228話~読心か口滑らしか~ ページ7

竹谷八左ヱ門side




後輩のAと一緒に山に登りに来たのは良いんだが………




貴女「中々いませんね………梟さん達」


竹谷「そ………だな……………ッハァ」




何で俺の方が体力無いんだよ!!



ちょっと待て俺!!いくら何でも後輩より先に息切れするのは駄目だろ!!



まぁ相手は


第二の七松や二大さいきょうの一人と呼ばれてるAだから?!


仕方ないんだろうけど?!だからってもうちょっと踏ん張れよ俺ぇぇ!!




男としても先輩としても忍者としても情けないぞ!!!?





あ………そろそろ落ち着いてきたかも





竹谷「よし!復活!!………っと、おほー!ここからでも結構眺め良いんだな!」



座っていた石から立ちあがり木の間から覗く少し外の景色を見れば


これまた絶景



まだ頂上でもないのにこれ程迄とは、頂上に着いた時の景色が待ち遠しい!!


孫兵感謝しねぇとな!!




貴女「まぁ半分迄来ましたしね




っ………?」




俺の横でしゃがみながら外の景色を見るA



だが突然自分の左足を見た




左足にはいつぞやの天女につけられた傷跡がある




竹谷「……大丈夫か?傷跡が痛むのか?」



貴女「…えぇまぁ………少し、でも大丈夫ですこの位ならまだ山は登れますから」





俺たまにAの基準が迷子になってる気がするんだよな〜



流石迷子学年の三年生!



貴女「今失礼な事考えてませんでした?」


竹谷「えっ?!いや別に?」




え?声出てたのか?!それとも心読まれた?!?



どちらにせよ嫌だ!





貴女「そうですかね……?あっ八左ヱ門先輩」



竹谷「な、何だ?」



貴女「途中で迷子になって遭難しないでくださいね?」


竹谷「おっおう!!何言ってんだよ!迷子ちはなれねぇから安心しろ!」









あれぇぇ?!?



やっぱり俺声にでてたのか?!それとも本当にAが心を読んだのか?!




いやでも、いくら何でも流石Aと言えどそんな超能力的なのは出来ないよな!!






………じゃあ俺が口を滑らしたのか!?



貴女「じゃあそろそろ動き始めますか?」


竹谷「………ハッ!……あっあぁそうだな!行くか!」




俺は困惑したまま再び山を登り始めた




続く

229話~来年もまた君と共に~→←227話~おほーと兎少女と絶景~(リクエストありがとうございます!!)



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くまのん - 綾部先輩、やっぱりヤンデレだったり (1月3日 21時) (レス) @page48 id: d0f6523921 (このIDを非表示/違反報告)
黒糖さまでーす - あらま、?同じ文打ってるねーバグかなw  (2023年3月11日 21時) (レス) id: b07dd8e215 (このIDを非表示/違反報告)
勘ちゃんに食べられたいお菓子🍡 - (ノ´・ω・)ノ続編バンザイ🙌 (2023年2月8日 3時) (レス) @page50 id: 5ad601e96f (このIDを非表示/違反報告)
勘ちゃんに食べられたいお菓子🍡 - (ノ´・ω・)ノ続編バンザイ🙌 (2023年2月8日 3時) (レス) @page50 id: 5ad601e96f (このIDを非表示/違反報告)
元薺(サイ)だった者(プロフ) - 世界の隅っこさん» 前はもっと速かったんですよ〜?はぁ……年ですね、自分。駅伝辛いですよね、頑張って下さい!!! (2019年2月15日 23時) (レス) id: 14377fb98a (このIDを非表示/違反報告)

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作者名:元薺(サイ)だった者 | 作成日時:2019年1月11日 3時

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