268話~先輩の為の応急処置~ ページ48
貴女「小平太先輩、頭をこの石の上にソッとおいてください」
七松「わかった」
なんとか怪我人を落とさずここまで運んでこれた
平太はまだ勘ちゃん先輩と会えてないのかまだここには来ていなさそうだ
まぁ………この村って名前が無いくせに無駄にでかいからなぁ
さてと、二人が来るまでには応急処置をしておこう
先ずは外傷チェックだ、さっき小平太先輩は打撲だけだと言っていたが服で隠れてる場合もある
貴女「小平太先輩、この人の傷を見るため服を脱がせてください」
七松「え゙…わかった」
流石に僕から服を脱がすのは気が引けるから小平太先輩に服を脱がしてもらう
「………お、前……さんは………………?」
貴女「この村で産まれた者です、里帰りとして今日ここに来ました
今から応急処置をしますのでなるべく痛いところがあったりしたら遠慮なく言ってください」
「は、い………」
小平太先輩が退いて、怪我人の側により外傷がないか見る
七松「どうだ?」
貴女「…外傷は擦傷程度で他に目立った傷は無さそうです
後は………まぁ先程おっしゃっていた通り打撲が酷いです
左脚、横腹、右の二の腕と手首ってところですかね」
傷のある箇所を確認して、動かないように傷に障らないように固定する
ここに冷たい水があれば良いのんだけど、襲撃された影響で水までも濁っていてとても使えたもんでもない
やっぱり忍術学園に連れて帰る他無さそうか………
貴女「一応応急処置は終わりました」
「あり、がと………ご……す」
滑舌はまだ良くないが意識は少しだけどある
これなら忍術学園まで持ちそうだけど………
七松「お疲れ様だったなA、手際が良すぎて吃驚したぞ!」
貴女「えへへ………小平太先輩が良く怪我をしてくるので、善法寺先輩に怪我の処置の仕方とか良く教わってたんですよ
怪我しても、また直ぐに動いてくれるように」
初めて会ってから暫くは本当に吃驚した
だって日によって怪我してくる箇所が違うんだもん、心配にもなる
七松「私の為にだったのか………!!」
尾浜「おーい!!Aー!七松先輩ー!」
平太「はぁ………はぁ………………っ」
貴女「!平太!!勘ちゃん先輩!!!」
七松「勘右衛門まで来ていたのか!!?」
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くまのん - 綾部先輩、やっぱりヤンデレだったり (1月3日 21時) (レス) @page48 id: d0f6523921 (このIDを非表示/違反報告)
黒糖さまでーす - あらま、?同じ文打ってるねーバグかなw (2023年3月11日 21時) (レス) id: b07dd8e215 (このIDを非表示/違反報告)
勘ちゃんに食べられたいお菓子🍡 - (ノ´・ω・)ノ続編バンザイ🙌 (2023年2月8日 3時) (レス) @page50 id: 5ad601e96f (このIDを非表示/違反報告)
勘ちゃんに食べられたいお菓子🍡 - (ノ´・ω・)ノ続編バンザイ🙌 (2023年2月8日 3時) (レス) @page50 id: 5ad601e96f (このIDを非表示/違反報告)
元薺(サイ)だった者(プロフ) - 世界の隅っこさん» 前はもっと速かったんですよ〜?はぁ……年ですね、自分。駅伝辛いですよね、頑張って下さい!!! (2019年2月15日 23時) (レス) id: 14377fb98a (このIDを非表示/違反報告)
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作者名:元薺(サイ)だった者 | 作成日時:2019年1月11日 3時