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267話~松と人を助ける~ ページ47

貴女「誰かー!誰か生存者はいますかー?」


平太「いたら返事をしてくださぁい………!!」





さっきからずっと声をかけてるのに返事がない



どどどどうしよう………





「おーい!!誰かいるのかー?!!」






遠くの方から男の声が聞こえてA先輩と顔を見合わせて急いでその場に向かう



焼かれて黒くなってボロボロで崩れた建物が少しずつ倒れていくのを横目で見ながら走る





「!こっちだぁぁぁ!!!」





その声の主はぼく達が見えたのか手を振った




ん……?あれは………







平太「ふっふぇえ……?!七松小平太しぇんぱい?!?」





手を振っていた人がまさかの学園の先輩でびっくりし過ぎて噛んじゃった………




貴女「小平太先輩何故こんな所に………と、それよりもその人は?」


七松「Aと平太じゃないか!!!



この人は丁度村を襲撃された時偶々隙間に挟まって助かった村人らしい


一応怪我は打撲位ですんでる筈だが私は伊作程詳しくはない、だから今から連れていこうかと思っていた所なんだ」




「っ………うぅ」




七松先輩がそう言うとA先輩は何やら考え出したような顔をしたけど


すぐにもとに戻って七松先輩の手伝いをし始めた




貴女「平太、勘ちゃん先輩にあそこの高い丘に来てくれと伝えてくれ、僕達は先に行っている」



平太「わわっわかりましたぁ……!」





A先輩からの指示が出てぼくは急いで尾浜先輩を探し始めた




先輩が言っていた丘ってあの一番高いところにある丘だよねぇ………?


ひえぇ………落ちたら嫌だなぁ






─────────
貴女side





平太が走り出したのを見てから僕達は丘へ向かい始めた



貴女「まさか小平太先輩がこんな名も無き村に来るだなんて思いもしませんでしたよ




いったい誰からの差し金ですか」




七松「差し金………と言うより命令で私はここに来ることになったのだ



学園長という迷惑な思い付きをするお方からな」





!学園長………いったい何故小平太先輩をここに来させたんだ?




いやでも今はそれよりもこの生き残りを助けるのが先決だ


助けると言うのは


救助してから怪我の処置をするまでが助けると言うこと



と、善法寺先輩が言っていた



だから僕は処置をしようと思う



善法寺先輩や数馬程出来るわけではないがこれでもちょくちょくと手伝ってるから



応急処置なら出来るだろう

268話~先輩の為の応急処置~→←266話~黒い村じゃない~



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くまのん - 綾部先輩、やっぱりヤンデレだったり (1月3日 21時) (レス) @page48 id: d0f6523921 (このIDを非表示/違反報告)
黒糖さまでーす - あらま、?同じ文打ってるねーバグかなw  (2023年3月11日 21時) (レス) id: b07dd8e215 (このIDを非表示/違反報告)
勘ちゃんに食べられたいお菓子🍡 - (ノ´・ω・)ノ続編バンザイ🙌 (2023年2月8日 3時) (レス) @page50 id: 5ad601e96f (このIDを非表示/違反報告)
勘ちゃんに食べられたいお菓子🍡 - (ノ´・ω・)ノ続編バンザイ🙌 (2023年2月8日 3時) (レス) @page50 id: 5ad601e96f (このIDを非表示/違反報告)
元薺(サイ)だった者(プロフ) - 世界の隅っこさん» 前はもっと速かったんですよ〜?はぁ……年ですね、自分。駅伝辛いですよね、頑張って下さい!!! (2019年2月15日 23時) (レス) id: 14377fb98a (このIDを非表示/違反報告)

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作者名:元薺(サイ)だった者 | 作成日時:2019年1月11日 3時

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