244話~動物変身薬の効果発動~(リクエストありがとうございます!!) ページ24
数日後
竹谷八左ヱ門side
貴女「クゥ」
如何にも、モフーンっていう効果音がついてそうな
この可愛い兎はいったい………
突然善法寺伊作先輩が小屋にきて手にはなにかを抱えていた
それで、抱えていたのが綺麗な赤い目に鼻位までや耳や足が少し桃色がかっている兎だった
どっかで見たことあるんだけど……何処だっけ
竹谷「!………A?」
貴女「!」
あっ耳動いた
え゙?マジで?
竹谷「A………なのか?」
貴女「クゥ」
この反応は………よく分かってないけど何となく響きが嬉しくて返事してるだけか
そー言えば何か最後らへんに善法寺先輩が自我はないって言ってたよーな………
これからはちゃんと人の話は聞いとこ
竹谷「確かこの種類は………
あぁ、ねざーらんどどわーふ?ってやつだったな」
ヒョイ
貴女「!プゥブッ」
おー……抱っこすると見るより小さく感じる
ねざーらんどどわーふ?って種類は確か兎の中でも小さい種類だったはず
可愛いな………
スリスリ
貴女「♪」
竹谷「ぁ゙ぁ゙ぁ゙ぁ゙ぁ゙ぁ゙ぁ゙……っ///」
駄目だ顔がにやける!!
掌サイズの兎になった自我のないAが俺の手に顎をこすりつけた
この仕草は兎にとってはマーキングで、自分の物だと決めたもの、場所にはこうするんだ
だから………うん、嬉しい事限りなし
あっそれと餌をねだってるときの仕草でもあるが、時間はまだご飯の時間ではないからそれはナシ
竹谷「!そうだ!!A!」
貴女「?」
竹谷「散歩に行かないか?」
とは言ってもこの学園の中を一週するだけだが
するとAは行きたいのか俺の手から降りて襖の前に座った
貴女「クゥ」
成る程、散歩できるのが嬉しいのか
自我があってもなくても体動かすのを好きなことには変わりはないんだな
普通の兎ならそうそう目をランランに輝かせながら外に出ようとはしねーよ
普通なら恐る恐る警戒心モロだしで外で暴れまわるんだけど………
竹谷「本当は少し自我があるんじゃないのか……?」
貴女「?」
襖を開き廊下に出る
縁側から落っこちないか心配………
続く
245話~良い子だ兎よ寝んねしな~→←243話~たとえ君が俺を~
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くまのん - 綾部先輩、やっぱりヤンデレだったり (1月3日 21時) (レス) @page48 id: d0f6523921 (このIDを非表示/違反報告)
黒糖さまでーす - あらま、?同じ文打ってるねーバグかなw (2023年3月11日 21時) (レス) id: b07dd8e215 (このIDを非表示/違反報告)
勘ちゃんに食べられたいお菓子🍡 - (ノ´・ω・)ノ続編バンザイ🙌 (2023年2月8日 3時) (レス) @page50 id: 5ad601e96f (このIDを非表示/違反報告)
勘ちゃんに食べられたいお菓子🍡 - (ノ´・ω・)ノ続編バンザイ🙌 (2023年2月8日 3時) (レス) @page50 id: 5ad601e96f (このIDを非表示/違反報告)
元薺(サイ)だった者(プロフ) - 世界の隅っこさん» 前はもっと速かったんですよ〜?はぁ……年ですね、自分。駅伝辛いですよね、頑張って下さい!!! (2019年2月15日 23時) (レス) id: 14377fb98a (このIDを非表示/違反報告)
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作者名:元薺(サイ)だった者 | 作成日時:2019年1月11日 3時