【忍たま】のんびり屋の忍たま日常･6！ (ページ22)

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242話~えんえん薬効果発動~（リクエストありがとうございます！！）ページ22

次の日貴女side

in医務室

貴女「善法寺先輩いらっs………大丈夫ですか？」

あの楽しい月見宴会が終わり、次の日になったが僕は二日酔いにはならなかった

だけど少し天女にやられた腕の傷が痛むから善法寺先輩か新野先生に痛み止の薬を貰いに来た

筈なんだけど

伊作「うぉえ……………A、ちゃん？

きみ………ふつ、か………よ……い…は平気………なのか………い？」

新野先生は不在で、そして善法寺先輩はこの通り二日酔いでグロッキー状態になっていた

貴女「…はいAです、僕は幸い………善法寺先輩

申し訳ないのですが、痛み止の薬は………」

床にへばりつき動けない先輩の代わりに水の入った竹筒を取り出し飲ませる

これで少しはましになるだろう

伊作「ップハァ！………痛み止、かい？またなんで」

うわ回復速い

もう通常になったよ

貴女「天女ヤローからの傷が少し痛むんです」

伊作「成る程………じゃあこの薬を飲んでみて、新しく作った痛み止の薬だよ」

新しい薬………毒でなければ効くね

つまり、もし失敗して何も変化が来なければこれは毒薬と言うことだね

よし毒薬よ来い、僕のもとに来い

貴女「では………………」

ｺﾞｸｯ

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尾浜勘右衛門side

成る程成る程

尾浜「それで………Aは」

伊作「何時ものパターンでこうなっちゃった」

いや☆が出そうなノリで言われても流石に困りますって……

貴女「うぅ……ごめ、な……ﾋｯｸ…さ………ｸﾞｽｯ」ﾎﾟﾛﾎﾟﾛ

突然善法寺伊作先輩から急いで医務室に来てと呼ばれて

言う通り来てみたら

尾浜「Aは何にも悪くないよ」

貴女「ﾋｯｸ……ｸﾞｽｯか、ちゃ……せっ………ﾋｯｸ」

何故かあの滅多に泣かないAちゃんが泣いていた

最初俺は善法寺先輩か天女がAに至らぬ事をしたのかと怒ったがこれは偶然に偶然が重なって起きた事故らしい

偶々善法寺先輩が二日酔いで潰れていて

偶々そこに傷が痛みだしたAが来て

偶々飲ませようとした薬を取り間違えて

そしてこのようになっているらしい

まぁ………不運大魔王と巻き込まれ不運が集まればそうなるよな

善法寺先輩が言うにはこの薬の効力は一日

それまでは上級生で唯一二日酔いしていない俺がAをお世話することになった

続く