【忍たま】のんびり屋の忍たま日常･6！

224話~兎幼女パニック再来~(リクエストありがとうございます！！) ページ3

土井半助side



貴女「あっ……はー君！」


土井「嘘だろ………？」




伊作「毎度毎度、ほんとにマジでごめんなさい………Aちゃん」





さて、今私の目の前には

突然小さくなり四歳位の頃の姿になってしまったAと

半泣きでそんなとても小さくなったAに深々と地面に額をつけて土下座してる善法寺君


この二人がいる


もう知ってるかも知れないが


この二人、善法寺君はAとは混ぜるな危険でも予備軍でもないはずなのに何故か


そう、何故か問題ばかりが起きてしまう



貴女「………はー君、あの人………………だれ？」



はー君呼びに、少しまだいい方の滑舌

そして膝くらい迄の今よりサラストな髪



うん、確実に四歳位の頃だ



土井「あの人は善法寺伊作君、善い人だ」



足元に来たAを抱えあげる

やっぱり軽いな………ちゃんとご飯食べさせてる筈だったんだが


昔から何故かAの体重は増えにくかったんだよな


原因は矢張りあのクソ親二人か………そうだったとしたらもっと早く息の根を止めるべきだった




貴女「………いい………ひ…と？なぐらない？」


伊作「えぇ？！？殴らない！！逆に守ってあげたい！！」



顔を勢い良くあげて立ちあがりAの手を優しく握った



子供の扱い手慣れてるな……流石六年生



土井「お腹空いてないか？大丈夫か？」

貴女「………うん、だいじょーぶ」




この頃からAは既に可愛かった

そしてこの頃の私も既に親バカだった


その二つを小さく頷くAを見て思い出した



ｶﾞﾗｯ


尾浜「善法寺せんぱーい！！！善法寺先輩はおられますかー？！？」



ん？五年い組の尾浜勘右衛門か、あんなに慌てて………普段はAと同じで人を驚かせたり慌てさせたりする側なのに




伊作「僕はいるけど……どうしたの？そんなに慌てて」



尾浜「兵助が！久々知が豆腐作りすぎてそれを僕達が全部食べる事に…っ…………なって………うぅ、それでっ！！」(泣)


伊作「………良く頑張ったね……！今からしんべヱ連れて向かうからもう大丈夫だよ！！」





……火薬委員会の活動時に注意するか




貴女「…？…………かんちゃ？」



土井「A？どうしっ！？」




ｸｲｯ




貴女「かんちゃん………？」



















尾浜「え？」


続く

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